フリップダウンモニター、ヘッドレストモニター、バイザーモニターなど車載液晶モニター
ドレスアップカー、VIPカーのトレンド必須アイテムというと、車載液晶モニターだろう。DVDプレーヤーを搭載したカーナビやカーオーディオが増え、その映像出力を車内いっぱいの液晶モニターで鑑賞したいといったニーズが増えている。一昔前のCRT(ブラウン管)モニターは、かさばる上に電力消費も多く、車載モニターには不向きであった。消費電力が低く、薄く軽量な液晶モニターは、車載モニターには最適だが、当初は非常に高価だった。しかし、ここにきて液晶モニターの普及に伴い、価格も下がり手軽に購入する事が可能になった。代表的な車載液晶モニターといえば、前席シートのヘッドレストに内蔵させるヘッドレストモニター、サンバイザーに内蔵させるバイザーモニター、ルームランプ部分の天井に取り付けるフリップダウンモニターの3種だろう。最近は、ルームミラーに取り付けるタイプもあるが、これは映像鑑賞用というより、後方視界のないトラックなどで後方カメラ映像を表示させたり、駐車やバック時にナビ画面だと見難い場合に重宝する。では、車載モニターの設置、取付方法についてだが、基本的にはカーナビやDVDプレーヤーからの出力を映像分配器で、モニターの個数分に分配し、それをAVケーブルで接続するのが大道だ。アナログのチューナーをそれぞれに内蔵したタイプのモノもあったが、安価なアナログチューナーの需要が減った為、カーナビの地デジ放送や、DVDプレーヤーからの出力を使う事が増えた。各モニターの固定は、バイザーモニター、ヘッドレストモニターは、標準の自動車メーカー純正品との交換で装着可能。特殊なシート一体型とかでない場合殆どのヘッドレストやバイザーと交換可能だ。一方、後部座席の乗車者に大きなインパクトを与えるフリップダウンモニターだが、取付部分がルームランプ部分になり、ドアとの連動や、取付金具の形態など、細かく確認しなければ簡単には取り付けできない。場合によってはルームランプを完全に取り外し、天井部分の梁に加工を施して取り付けねばならない場合もあるので、注意が必要だ。最後に、各モニターと分配器などの設置場所だが、カーナビやDVDオーディオ後方や直下にスペースがあれば、分配器の設置も簡単だ。分配器自体はタバコの箱程度の大きさなので、さほどスペースを取る訳ではない。配線は通常のオーディオ配線と同様、フレーム内を通したりした後、バイザーはフロントガラス左右を伝わせる。ヘッドレストモニターなら、シート下部からシート内を通したり、シートカバーがあれば、シート背面を伝わせても違和感は無い。フリップダウンモニターは、ルームランプの配線と同じ所に通せばOKだ。もし、映像にノイズが乗るような場合は、配線用のケーブルを通常のRCAピンケーブルからBNCケーブルにすると抑えられる場合もある。また、今後はデジタル接続のモニターも登場するかもしれない。ラグジュアリーでクールなルック&フィールの演出に、フリップダウンモニター、ヘッドレストモニター、バイザーモニターを設置してみては如何だろう。フレーダーマウスの車載モニター製品フリップダウンモニターバイザーモニターヘッドレストモニターhttp://www.fledermaus.jp/mntr.html