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テーマ:「愛」・「命」(3126)
カテゴリ:希望・渇望・願い・祈り
![]() 韓国の信仰の友より2025年9月1日・2日・3日・4日・5日・いつも有難うございます。 2025年9月1日 悪の美しい姿 歴代誌下22章は、運命の影がいかに長く、いかに深く垂れ込めていたかを映し出しています。若き王アハズヤの短い統治を記すこの章で、私たちは彼自身の顔を見出すことがほとんどできません。彼の王冠は、輝く主権の象徴というよりも、母アタルヤが落とした巨大な陰の下に置かれた飾り物にすぎませんでした。アハブの娘、その致命的な血筋から流れ出る囁きは、彼の王冠より重く、神の律法よりも身近なものでした。 彼は自ら悪の深淵へ足を踏み入れたのではありません。最も近しい者が心を込めて整えた破滅への道を、ただ無意識に辿っただけでした。「彼の母が彼を勧めて悪を行わせた」(代下22:3)。悪の姿は、ときにこのように親しく、やさしい顔をして現れます。最も信頼する声に乗って私たちの判断を揺るがし、「これこそが知恵だ」と囁きながら、魂の泉を濁らせる毒となるのです。アハズヤの悲劇は、彼の決断が実のところ、自らのものではなく、受け継がれた闇の物語に従属した操り人形の動きにすぎなかったことを示しています。 今、私たちは自らの人生を省みます。私の魂の玉座には、果たして誰が座っているのでしょうか。世の知恵や成功の論理、あるいは過去の傷や歪んだ関係が残した囁きが、私の歩みを導いてはいないでしょうか。人の人生が崩れ去るのは、必ずしも大きな裏切りや事件のゆえではありません。見分けることなく受け入れた小さな助言、何気なく同調した誤った価値観の積み重ねが、ついには人生の舵を変えてしまうのです。 アハズヤの物語は、一つの王朝の寂しい悲歌であると同時に、現代を生きる私たちに向けられた厳粛な警告です。祈りましょう。どうか私たちが、闇の囁きではなく命の息吹を選び取る知恵を与えられますように。世の声ではなく天の声に従い、真の主権者としての人生を歩む者とならせてください。 2025年9月2日 静かな待ち望み 神殿の奥深く、ダビデの血統を受け継いだ小さな子が静かに息づいていました。光が消えたかのように見える中、神はその小さな心臓の鼓動ひとつで歴史をつないでおられたのです。アタルヤの歩みは恐れと闇を広げましたが、闇は光を呑み込むことはできませんでした。祭司エホヤダは年月を抱きしめながら待ち続けました。彼の計画は剣のように鋭く、その勇気は盾のように堅固でした。一人の子を守ることは、神の約束を守ることだったからです。 時が満ちると、神殿にラッパの音が鳴り響きました。散らされていたレビ人と民の指導者たちが、契約の旗のもとに集まってきました。小さな頭に王冠が載せられ、賛美は天に向かって立ち上りました。それは、崩れ落ちた礼拝を起こし、引き裂かれた契約を再び縫い合わせる聖なる儀式でした。神殿の門を守る者たちの一歩一歩は、新しい時代を切り開く荘厳な交響曲の最初の音符となりました。アタルヤは倒れ、バアルの神殿は崩れ、石が砕けるその瞬間、人々の胸は再び神の名によって鼓動し始めたのです。神殿の庭は涙と喜びで濡れ、契約は新たに心に刻まれました。 六年間の沈黙を破って湧き上がった民の歓声とラッパの音は、希望の叫びでした。偽りの女王の耳には「反逆」の騒音と響いたその声は、実は「回復」の序曲だったのです。真理がその座を取り戻し、礼拝が完全に回復するとき、聖書はこう語ります――「こうして国の民は皆喜び祝った。町は平穏であった」(代下23:21)。 私たちの人生にも、アタルヤのような影が差すときがあります。貪欲や恐れ、偶像のような力が神の約束を覆い隠すとき、私たちは道を失ったかのように揺れ動きます。しかし神は、いつも見えないところで小さな灯火を守っておられます。私たちが忘れている間にも、神は私たちのために契約の火種を大切に抱いていてくださるのです。 2025年9月3日 裏切りはまた別の裏切りを生む 歴代誌下24章は、かつて神殿への熱い情熱に満ちていた魂が、いかにして忘却の灰の中に消えていくのかを描いた悲劇の詩のようです。ヨアスの始まりは輝きました。祭司エホヤダの善い影響の下、彼は崩れた信仰の柱を立て直し、埃をかぶった神殿の隅々に再び賛美の温もりを吹き込みました。民の献身によって集められた銀は祭壇の光を取り戻し、忘れられていた契約は蘇ったかのようでした。実に、改革の春でした。 しかし、彼を支えていた偉大な存在、エホヤダが死に去ると、ヨアスの心畑には傲慢と背信の雑草が生え始めました。自分を王座につけ、父のように導いてくれた恵みの記憶は、ささやく追従者たちの舌先で無力に色あせていきました。 神殿の回復を導いた彼のその手は、今やその神殿の庭で、恩人の息子であり預言者であるゼカリヤが真実を叫ぶ時、彼を石打ちにして殺します(21節)。かつて神殿を建てるために集められた石が、今や神の御声を伝える者へと向けられた無慈悲な凶器となってしまったのです。「王は、エホヤダが施した恵みを思い起こさなかった」(22節)。ゼカリヤの最後の叫びは、一人の個人の死を越え、恵みを捨てた恩知らずな魂の破産を宣告する、天からの悲しいこだまでした。 結局、裏切りはブーメランとなって彼の寝床を狙います。最も身近な家臣たちの刃に倒れ、ヨアスは自分が捨てた恵みの記憶と全く同じように見捨てられました。彼の人生は、人間の熱意がいかに簡単に崩れるか、そして裏切りはまた別の裏切りで終わるという痛ましい教訓を残しています。 2025年9月4日 半ば開かれた窓 歴代誌下25章のアマツヤの物語は、まるで半ば開かれた窓のようです。光は差し込むものの、風は遮られ、香りもわずかにしか漂いません。彼は律法を覚え、正義を行いましたが、心の扉を最後まで開ききることはありませんでした。神に捧げられたかのように見えても、その魂は常に別の道をうかがっていたのです。 戦いを前に、彼は数を数え、金を勘定しました。しかし預言者の唇は清らかな泉のようにささやきました。「主はこれ以上のものをお与えになることができる」(9節)。人の計算は砂の上に建てられた家にすぎず、神の約束こそ岩の上に築かれた城です。アマツヤはしばしその言葉を握りしめ、勝利の歌はユダの山々と野に響き渡りました。 しかし、栄光の後に落ちる影は一層濃くなりました。彼は異国の神像を持ち帰り、香を焚き、その勝利を偶像に捧げました。高慢はいつも最も近い門から忍び込み、偶像は華やかな顔で手招きします。警告の声は確かに響いたのに、彼は耳を閉ざし、心を閉ざしてしまいました。 命を司られる主を背にし、敗れた偶像の虚ろな眼差しに慰めを求める姿には、人間の深い愚かさが現れています。勝利はかえって彼の魂を蝕む呪いとなったのです。結局、彼の最期は寂しいものでした。城壁は崩れ、神殿の宝は奪われ、彼自身も逃亡の果てに倒れました。 今日の私たちの人生も、もしかするとアマツヤのように「半ば開かれた窓」なのかもしれません。少しは主に、少しは世に心を向けながら歩むのです。しかし主が求められるのは、窓を大きく開き、光と風と香りが満ちあふれる魂です。全き心こそ、崩れゆく城壁を守る最も堅固な盾なのです。 2025年9月5日 傲慢の影 初め、彼の名は太陽の光のように輝きました。ウジヤ。十六歳の若き肩に王冠の重みがのしかかった時、彼は荒野の地に泉を掘る思いで神を求めました。彼の祈りは尽きることのない泉となり、渇いた地を潤し、神の「驚くべき助け」(代下26:15)は彼の王国を堅固な城に、豊かな畑へと築き上げました。その名はエジプトの国境まで広がり、堅固なやぐらと強力な軍勢は、彼の栄光を歌い上げる合唱となりました。 しかし、人間の心とはなんと弱い葦なのでしょう。堅固な城壁が高くなるにつれて、彼の心の畑は傲慢という苔に覆われていきました。自ら築き上げた栄光の塔の頂で、彼はふと、自分が神にでもなったかのような錯覚に陥ったのです。祭司だけが入ることを許された聖なる所、その神聖な香壇に手を伸ばした瞬間、彼は越えてはならない一線を越えました。 手に持った香炉は権威の象徴ではなく、傲慢の証でした。怒りに燃え上がった彼の顔の上に、神の厳しい怒りが白い雪の花のように咲き始めました。ハンセン病、それは単なる病ではありませんでした。自らを高めた者に下された神からの罰であり、最も高い場所から最も低い場所へと墜落した魂の烙印でした。 輝かしかった王冠は光を失い、彼の額に刻まれた白い絶望は、死ぬ日まで消えることはありませんでした。彼は別宮に幽閉され、自分が建てた堅固な城壁を遠くから眺めながら、何を思ったでしょうか。堅固なものは城壁ではなく、ただ変わることのない神の恵みであったことを。最も高い玉座は人間の栄光ではなく、謙虚な者のひざまずく場所であったことを、骨身にしみて悟ったのではないでしょうか。 今日、私たちの心の畑はどのような状態でしょうか。小さな成功に酔いしれ、自らを高めて聖なる香壇に手を伸ばしてはいないでしょうか。ウジヤの白い額は私たちにささやきます。最も眩い栄光は最も低い場所に臨み、神の領域を渇望する傲慢の果てには、深い孤独の別宮だけが待っていることを。 ハレルヤ 謝謝 2025/8/24オリュン教会日本語礼拝(韓国)「心は燃えていたではないか?」能瀬熙至伝道師(日本語/韓国語) https://youtu.be/YFCusdywyQo?si=i3CoDEyaucxlJKKW 2025/8/3オリュン教会日本語礼拝(韓国)「主の忍耐」能瀬熙至伝道師(日本語/韓国語) https://youtu.be/tTv8lS8d7vM?si=kmHdrlbXcxkroKA3 2025/8/10オリュン教会日本語礼拝(韓国)「5つのソラ④」能瀬熙至伝道師(日本語/韓国語) https://youtu.be/HZtxip8Uq9A?si=GQnLR3taErjm312d 2025/7/20オリュン教会日本語礼拝(韓国)「5つのソラ③」能瀬熙至伝道師(日本語/韓国語) https://youtu.be/UfYZKNqrZ0E?si=Ft34Rfhcbffk_DBS 2025/7/13オリュン教会日本語礼拝(韓国)「5つのソラ②」能瀬熙至伝道師(日本語/韓国語) https://youtu.be/lYIxHIrZwNI?si=AwWrKot-dMyk3aHB 2025/7/6オリュン教会日本語礼拝(韓国)「5つのソラ①」能瀬熙至伝道師(日本語/韓国語) https://youtu.be/YP1fMM2v1tA?si=QT9-l4wAYGcztuMJ (韓国) 2025/7/27渋谷区ベテル教会&葦のかご教会夕拝「同じ血の流れる家族」能瀬熙至伝道師(日本語/韓国語) https://www.youtube.com/live/55RSDdrDkmg?si=L6iJK_kG2jFWaTb7 (韓国) 2025/6/15オリュン教会日本語礼拝「あなたを孤児にはしない」能瀬熙至伝道師(日本語/韓国語) https://youtu.be/6HuqOJQMzZs?si=yM9WcNd9Wn2wZ9Qd (韓国) 2025/6/8オリュン教会日本語礼拝「聖霊により生き返れ」能瀬熙至伝道師((日本語/韓国語) https://youtu.be/W6m70es1_GM?si=Ebye5qBtaEWKTqW0 (韓国) 2025/6/1オリュン教会日本語礼拝「主はあなたを喜ぶ」能瀬熙至伝道師((日本語/韓国語) https://youtu.be/tzlJjVrDJtc?si=V0-YWv-_f3ICZc-S (韓国) 2025/5/25オリュン教会日本語礼拝「結びついた友」能瀬熙至伝道師((日本語/韓国語) https://youtu.be/7qVCTJxIOko?si=kTuBnuaw-FVdCFDv (韓国) 2025/5/18オリュン教会日本語礼拝「結婚と夫婦」能瀬熙至伝道師((日本語/韓国語) https://youtu.be/W-ih-O22bmQ?si=VCiIIg0owd1jb4G7 (韓国) 2025/5/4オリュン教会日本語礼拝「親と子の関係」能瀬熙至伝道師((日本語/韓国語) https://youtu.be/L9in8blLOzQ?si=Bo0W06vBo02Kgj0a (韓国) 2025/4/13オリュン教会日本語礼拝「私の為の十字架」能瀬熙至伝道師((日本語/韓国語) https://youtu.be/koN9EF16LZU?si=sqvaf70X3UNaRULc (韓国) 2025/4/6オリュン教会日本語礼拝「聖餐に与る恵み」能瀬熙至伝道師(日本語/韓国語) https://youtu.be/X_LkE6FgyOI?si=Po2kMdnLMUQGXuNs (韓国) 2025/3/23オリュン教会日本語礼拝「宮清め」能瀬熙至伝道師(YouTube(日本語/韓国語) https://youtu.be/QG0CQwQra2w?si=G0sVpjO9MYaP0wsv (韓国) 2025/3/9オリュン教会日本語礼拝「心を裂いて」能瀬熙至伝道師(YouTube(日本語/韓国語) https://youtu.be/Km2BL-S3oEM?si=AM84n-lafuojHOZa (韓国) 2025/01/12オリュン教会日本語礼拝「神は愛なり」能瀬熙至伝道師(音声プログ(日本語/韓国語) http://www.podbbang.com/channels/1790267/episodes/25075994 【賛美】主の計画の中で Seekers (Within Your Plan 주님의 계획속에서 https://www.youtube.com/watch?v=NjUEbhpxJYE&feature=youtu.be 【賛美】いつもいつまでも Seekers (Always andForever 항상영원히까지 https://www.youtube.com/watch?v=MsfDBkdK3XQ&feature=youtu.be お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年09月08日 12時38分45秒
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