カテゴリ:EAGLES2005追想~選手編~
前半戦に先発で活躍したベテラン左腕です。
28 金田 政彦 年俸5300万 36歳 14年目 左投 1軍登板25 投球回88.1 3勝6敗 6.01 先発登板11 3勝6敗 2軍登板 2 投球回16 1勝1敗 2.25 日産自動車から93オリ2位でプロ入り。オリでは02年にわずか4勝で最優秀防御率のタイトルをとったこともある、勝ち運のない左腕です。昨期はオリで先発するも、2勝どまりでした。 今季は開幕から一軍も、初めは中継起用されことになります。しかし、出る先発がほとんど炎上する中、4月中旬には金田は先発にまわされることになります。4月は2回登板し、1勝1敗。岩隈、ホッジスに続く3人目の勝ち投手となりました。 5月は4回登板し、2勝2敗。負け続けるチームの中、先発として結果を残していく金田さんはこのころとてもたのもしく思えたものです。まぁ中5日のベテランには厳しいローテーションの中、金田さんはいいときと悪いときが交互にくるといった感じでしたけど… しかし、6月に入ると、4回登板し0勝3敗。だんだん中盤に崩れることが多くなり、7月に入った時点で調整という形で2軍落ちとなりました。 しかし、金田さんは2軍でも安定した結果を残します。再び一軍で先発にまわるのは時間の問題かなと思っていました。 7月末、ようやく一軍復帰。しかし、田尾監督はホッジスやラスを先発に優先。金田さんは先発にまわることはなく、敗戦処理ロングをひたすらまかされることになります。 実績あるベテランはなぜか調整の難しい敗戦処理で不定期に起用され、それも起用されるときは打たれるまで使う。金田さんは敗戦処理で何回か抑えても、3回くらいでノックアウトされてしまうことが多くなっていきます。さらには田尾監督には「金田はあんなもんだ」と切り捨てられてしまう始末… 前半戦での活躍にもかかわらず、金田さんはだいぶ気の毒な起用をされた印象があるんですがね(;^^)… 右被打率.315、左被打率.328、奪三振率4.98です。 まぁ敗戦処理で結果を残せなかったから先発に戻れなかったのかもしれませんが、もう少し実績を評価して、余裕あるローテションで起用すればもうちょっと勝ってくれたんじゃないかなとも思いますね… あぁとにかく、スタミナ面で不安が出てきているものの、必殺スローカーブを武器とした緩急つけたピッチングは健在。来期もまだまだ戦力としてがんばってほしいものですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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