カテゴリ:東北EAGLESを斬る
![]() では続いて捕手編いきます。 候補としては、 キャンプ一軍:河田、藤井、新里、カツノリ、長坂 キャンプ二軍:中谷、井野、宇部 これはまぁ前にもいっていますが、この中で捕手として一番安定しているといえるのが藤井でしょう。 リード面や盗塁阻止の肩に弱点はありますが、体でボールを受け後ろにそらさない姿勢、勝負強いバッティングと、中村さんがいなくなった今レギュラーの最右翼であるでしょう。 ただ、藤井は現時点で楽天ではもっとも実力あるキャッチャーではありますが、他球団の選手達に比べると、経験面でも実力面でも決して秀でているというわけではありません。開幕からしばらくはレギュラーでしょうが、監督の評価次第ではシーズン後半にはレギュラーの座を追われる可能性は十分あるといっていいでしょう。 まぁ個人的には結構お気に入りの選手ですので、野村イズムを吸収してがんばってほしいものですが… その藤井を追う候補として最も期待がかかるのが、ドラフト4位の河田ですかね。これで肩があれば開幕から起用もありえるくらいなのかもしれませんが、河田は肩が強くないという評価。打撃は左打ちで評価も高いですが、あとはリード面、キャッチ面でどれだけ監督の期待に応えられるかでチャンスの数が決まってくると思います。 いずれにしても、将来性をみても大きく期待できる選手。楽しみですね。 次に続くのが肩が武器の長坂ですかね。昨年は経験不足からかリード面、キャッチ面であまりいいところを見せられなかった印象ではありますが、朝井をはじめ若手投手陣には信頼も厚いようですし、捕手の打撃面をそんなに重視しない監督ですから、リード、キャッチのレベルが上がれば肩の強さを見込んで重用される可能性は十分あるのではないかと思っています。 次の候補が新里ですかね。まぁ新里の場合はどちらかというと打撃面での評価が高い選手ですが、守備面でもまだまだのびしろがあるバランスのとれた捕手ですから、これも監督の目にとまれば抜擢も十分期待できるのかもしれませんね。 あとはまぁカツノリは捕手としては完全に別枠でしょう。大量点がついた試合やどうでもいい場面、シーズン後半などででてくることはあるでしょうが、30にしてリードはともかく肩は弱くてノーコン。キャッチはロクにおぼつかないで、おおよそ捕手としてプロのレベルに達していません。年齢面から考えてもレギュラーで重用することはいかに監督の息子でもありえないと断言できると思います。 カツノリが先発で多くでるようなことがあれば、その時点で監督はイーグルスをあきらめたといってもいいと思っています(;^^)… あとはキャンプ二軍組ですが、中谷は以前阪神で野村監督の教えを受けた捕手。目のケガで打撃はまったく期待できませんが、エマージェンシー要員としての起用はまったくないとはいえないでしょう。 井野は大卒で経験もまだまだ。育成に時間がかかるポジションですから、将来性を見込んで今季は二軍でしっかり経験をつんでもらうというところでしょう。 銀次はキャッチャーの経験自体がまだ1年ちょっと。身体能力が高いという評判ですから、今後コンバートもありえるかもしれませんね。まぁ今季は二軍でもそんなに出番はないでしょう。まずはプロとしての体をしっかり作っていってほしいものです。 ということで、開幕時点でのファーストチョイスは藤井、あとはシーズンの様子を見て河田、長坂、新里がしのぎを削るという展開になるかなと予想してます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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