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カテゴリ:地球人スピリット
![]() 秘伝カモワン・タロット ISBN:4054015220 285p 19cm(B6) 学習研究社 (2002-01-01出版) ・大沼 忠弘・カモワン,フィリップ【著】〈Camoin,Phil`ippe〉 [B6 判] NDC分類:148.9 販売価:\6,090(税込) (本体価:\5,800) いやはや、他の「遊び」にはまってしまって、こちらのブログはすっかりお休みになってしまった。なんの遊びをしていたか、というと、「仕事」をしていた、という、変な話。 うむ、なにを仕事というのかは、微妙なところ。うちの奥さんから見た場合の私の「仕事」とは、収入に直接つながる業務ということになるだろうなぁ。あんなことやっていて、来月の支払いは大丈夫なんだろうか、と心配そうな顔をしていたら、彼女からみれば、私のやっていることは「遊び」になってしまうのだろう。 どうも私の場合は、生来、遊びと仕事の境目を上手につけられない人種らしい。絶対あそびのつもりでやっていても、いつの間にか手数料がはいっていたり、完全に金稼ぎのつもりで始めたことが、いつのまにか、シュミのひとつになっていたり、混沌となってくることがある。 この世の中、まったく一人でいきているわけではないので、かならず誰かとつながっている。つながっている向こうが「仕事」中心なら、私は仕事に向かって「生きて」いるに違いない。つながっている向こうが「遊び」中心なら、きっと私は「遊び」に向かって「生きている」に違いない。でも、あんまり、私自身は変わらないんだよナァ。どっちもおんなじ。 で、最近、読み始めているのが、この本。カモワン・タロット。最近というより、カモワンという名前を聞いたのは、1年半前。昨年のお正月、友人の年賀状にそのカードの名前が書いてあった。半年後、その彼女のところに「仕事」でいって、初めてカモワンで占ってもらった。 図柄はみたことあるマルセイユ版とそれほどかわらないようだったが、色がすこし鮮やか。だけど、カードの使い方はまるで違った。彼女もマニュアルをみながらメモをとりながらのカウンセリングだったが、これがまた、面白かった。その直後、僕の人生は大きく変わった。 その後、昨年夏にこちらであったスピコンでは、山川女史が、カモワンを高く評価していた。私もすぐ書店でこのカードを手にとってみた。 私がタロットを知ったのは、十代の頃。日本では、まだまだタロットという名前も一般的ではなく、TAROTの最後のTは発音しないので「タロー」と呼ぶべきだ、という意見もあった時代。TAROTは、逆から読んで、しかもTが重なる。つまり、TORAが隠れているとか、まぁ、いろいろなお話があった。 この1970年代初版、日本でようやくタロットが市民権を得ようとしていた時代に、フランスのマルセイユ版の伝統を保ってきたカモワン家のタロット工場は閉鎖した。当時10代だった後継者のフィリップ・カモワンは長じてさまざまな世界を探求したあと、1998年にかつてのシンボリズムに満ち満ちたカモワン・タロットを復刻したのである。 ウェイト版やアクエリアス・タロット、ゴールデンドーン、その他いろいろ、私もタロットは10種類使った。それぞれに面白かった。 しかし、1980年代に、Oshoのところで、Goose is out,禅ポーカーがでて、さらに、Oshoタロットが広く出版され、その後、禅タロットとか、でた後は、ほとんど伝統的な体系をベースとしたタロットカードを使うことはなかった。 それはいろいろな意味があったが、やはり、どこかで、一般的に流通していたタロットが、その神秘のベースの基礎となるなにかが損なわれていた、ということがひとつ原因になっていたかもしれない。 ひさびさに「世界で唯一本物のタロット」を手にしてみて、なかなかいいなぁ、と思う。 |
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