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カテゴリ:地球人スピリット
伝説の芸術家、ダダイスト・糸井貫二。 最初その名前を知ったのは1970年ころ発行されていた「黒の手帳」という月刊誌だった。その後、知り合った末永蒼生氏の著書「ウルトラ・トリップ」でさらに追加情報を知った。 当時、私たちが作っていた小さなコミューンに来訪者があった。その人は、当時ダダカンを師と仰いでいるような人であった。そのK氏の印象があまりに強烈だったので、ますます近寄りがたいダダカンというイメージが強くなってしまった。 どうやら、彼は地元に住んでいるらしいということだけはうすうす気がついた。 1989年、シャルノがやってきて、こちらのとある土地にコミューンの可能性がある、ということでいろいろな動きがあったことがあった。その時、その土地の所有者だったM氏が、なにげにこの辺にすごい人が住んでいるぞ、あとで調べたほうがいい、と言い残したことがあった。が、当時の私には、M氏の言説そのものが、すぐに鵜呑みにできない、ちょっとした戯言のような気がしていた。 1991年に地元で国際環境心理シンポジウム「スピリット・オブ・プレイス」というものが行われた。その時、参加していた、おおえまさのり氏が、シンポジウムの空き時間を使って、いそいそと会いにでかけていったのが、ダダカンだった。ああ、まだ生存されているのだな、と思った。 当時、Oshoの絵の展覧会にきた画家・宮城道夫さんにダダカンのことを聞いたことがあった。だいぶ昔に、宮城さんの個展にやってきた時、ダダカンはいきなりコートを脱ぎ、裸になったという。局部だけは包帯が巻かれていたらしいが。 1996年ごろ、偶然、仕事の途中、車で通りかかった時、一瞬、不思議な老人を見かけた。スーパーの買い物袋をさげたおじいさんだ。しかし、私には直感的にわかった。彼はダダカンだ。それまで、数枚の写真をみただけで確信はなかったのだが、直感的にわかった、というのはすごかった。 1998年頃、ついに彼の住まいを見つけた。なんと、いつもとおりがかる道端のごく普通な場所に彼の住まいはあった。表札とそのたたずまいから、間違いなく彼の家だと断定できた。住宅地図でも確認した。 しかし、とてもとても近づきかたいエネルギーの存在である。誰にも話さないでおいたし、彼を訪問してみようという気もなかった。 21世紀になって、ある雑誌の仕事をしていた友人の女性が、取材すべき人を選定していたことがあった。私は一度取材すべき人として、ダダカンを推薦していたことがあった。 それから数年して、なぜだったか忘れたが、二人でダダカンに会いに行ったことがある。ひとりでは会いにいけないが、彼女の陰にかくれてなら、ダダカンに会いにいけるかと思った。いや、一度は会わなくてはいけないだろうと思っていた。 いきなり行った私たち二人は歓迎された。 たくさんのことを話してくれた。たくさんのパフォーマンスをしてくれた。家の中をすべてみせてくれて、写真を撮ることを許してくれた。2004年の初夏のことだった。 後日、当時、参議院選挙に立候補していたキナ昌吉のポスターを家の壁に貼ることを許してもらった。なんせ彼の家はバス通りにあるので、その目的にはぴったりだった。その時、ダダカンは、キナの選挙公約を見て「この人は当選しますね」と言ってくれた。 さらに後日、その選挙ポスターをはがしに行った時、Oshoの「ノート・オブ・マッドマン」をプレゼントしておいた。 昨年、mixiに登録した時、「ダダカン」というコミュがあることを知ってびっくりした。彼はいまでも、すごいインスピレーションの源なのである。すぐ参加して、画像でも、と思ったら、どうやら私は、大事なダダカンの画像をどこかになくしてしまっていたのである。残念なことだった。 ところが今日、何気に、いろいろいじっていたら、トンでもないところ、つまりネット上の個人ファイルにキチンと所蔵していたのだった。再発見してびっくりした。 せっかくの貴重な画像であろうと思ったので、とりあえず、いちまいだけ、ダダカンコミュにアップしておいた。あと数枚あるが、どうしようか、思案中。私が中途半端に所蔵して、どっかになくしてしまうより、すこしでも多くの人に見てもらったほうがいいのかもなぁ、と思った。 つづく ![]() (C)Bhavesh 2006 |
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