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地球人スピリット・ジャーナル1.0

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2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


へ引越しました。

2006.11.13
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地球人スピリット・ジャーナル2.0につづく



 コメントをかいてくれた人に返信のつもりで書いたら、どうやら半角で1600文字しか入らないらしい。この文は6600文字ほどあるとか。しかたがないので、こちらに書いておきます。
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>abhi
 報告から。abhiの著書、どうやら市内の図書館には蔵書としてはいっておらず、現在、他の地区を探してもらっています。もうすこし時間ください。

 ところでabhiは学校の先生でしたよね(たしか)。僕は必ずしも学校嫌いじゃないのだけど、できるだけ学校にはいたくなかった人間なので、実は学校のことはよくわからない、というのが本当です。

 でも、自分の子供の子育てについては、自分なりに楽しみたいと思っていて(ごく普通の意味でですが)、幼稚園や小学校に通い始めた時には、地域の人たちにも注意していてもらいたいなぁ、という気持ちから、町内会の活動にも積極的に参加したし、PTA活動もやれる範囲でやってきました。

 でも、現在は、子供は二人ともボンクラなりに成人してしまったために、おかげさまで、もう学校のことなんか考えなくて良くなった、万歳!、って解放感も実はあります。

 しかし、このごろの学校にまつわるニュースを見ていて、はてさて、どうなっているんだろうなぁ、ということがいろいろあります。

 実は、PTAから離れてすでに3年になるのですが、県の教育委員会の外部委員というのを二つしてました、4年くらい。学校評価システム、ってのと、エクセレント・ハイスクールという特色ある学校づくりってやつですね。この外部委員は3人いて、某国立大大学院の教育学の教授と県P連の会長と、私は民間代表だそうです(笑)。実際は、元P会長ということで呼ばれているわけですが、いろいろ通常なら見れないところも見せてもらったし、十分ではないにしろ、「民間」の意見もそれなりに与えらた時間で自分なりに発言してきました。

 まぁ、どんな意見を言おうと、とにかく、校長も教育者も人間ですし、ましてや年齢が近ければ、ほとんど子供も同じ年配で、親としての心配ごとは同じなわけです。

 そんなこんなで、私はなるべく教師と対立しないように活動してきたつもりですが、やはりいろいろな教師がいて、とんでもないアホウはいるわけです(もちろん親もいろいろですが)。

 子供が受験体制にはいっている時期に、体育教師が酔っ払ってタクシーをかっぱらって運転し道に乗り上げ、逮捕される、という事件がおきたことがありました。

 こどもたちは動揺し、親たちは騒ぎ出し、校長は頭を抱えてしまいました。この時、私はP役員としていろいろ考えて、減刑嘆願の署名活動を中心となって行いました。

 身内に甘いとか言われることもありましたが、あえて教師をつるし上げたり、一年目の校長を詰問することで、私は何も解決しないと思ったからです。

 署名活動には私の見るところ約50%の人々が賛成でした。実際には3日間で1000名ほど集まったのですが、教師は首にはなったものの、署名は役にたったようで、その後、事件はほどなく沈静化しました。

 これはいろいろ考えると、私自身が、地域密着で仕事をしていることが多く、こまぎれながら、P活動に時間を割くことができたからできたことだと思ってます。
その他、エピソードは限りなくあるのですが、子育てや教育、地域づくりということが、みんな自分のやれる範囲で協力してくれれば、うまくいくことも多くあると思うのです。実際には、学校はあれだけの人数がいるわけですから、毎日毎日ドラマの連続のはずです。事件はあって当たり前だと思う。

 でも、どこかでぶっちぎれて、取り返しのつかない大事件に発展してしまうのには、なにか原因があると思うのです。

 家庭でも(とくに我が家ではそうですが)、どうも定期的にガス抜き的に夫婦喧嘩がおきます(年に一度くらい)。そういう時は、私もそうとう悪おやじで奥さんを罵倒したりします(肉体的な暴力はありませんが)。でも、言うだけ言うと、あとは自然と、何だか元に戻ってしまっています。

 学校もそういうもので、ある時、いきなりとんでもない事件が起きたりする。みんなでなんとかやっていると、自然と回復して、また、いつかみたいな平和な学校に戻っている。こういう回復力があるうちはよいと思うし、関係者は、誰もみんなで、このような回復力というかセーフティネットというか、そういうものが自分たちの身の回りにうまく作れるといいなぁ、と思うのです。

 これは、病院のことなども同じような気がします。どんなヘボな医師でも、結果的にその医師にお世話になると決めたかぎり、まぁ、死んでもいいや、くらいの覚悟は必要と思って手術を受けなくてはならないと、個人的には思ってます。(一説では、どんな名医でも3~4割は誤診するとのことです)

 自殺のことがだいぶ騒がれていますが、実際は、昔から自殺は結構あると思います。あまり報道されてこなかっただけで、自分のことを考えても、小学校のときに、「死んでやる」と思ったことは何回もありました。一晩ねたら忘れてましたが。いじめもありました。今考えれれば私はそうとうないじめっ子でした。悪ふざけもいっぱいしました。

 でも、私もけっこう傷つきやすく、友達の言葉が何日もこころから離れないことも何度もありました。でも、その子をナイフで刺したりはしませんでした。

 だから、心理的には、たぶんそれほど、昔も今も変わらないのだと思うのだけど、社会全体の一体感というものがなくなってきたのか、責任の縦割り性というか、うまくコラボレーションをする力がなくなってきているんだろうなぁ、と思います。

 漫才で言ったら、ボケと突っ込みと、両方いて、うまくバランスをとっているような、両方いないと絵にならないようなそういう微妙なバランスってあると思うのです。

 学校と親と地域、と言われます。これは本当に個別性が大きいので一概には言えないのですが、私の場合は、幸運にもこのトリニティがうまくいった空間で子供を育てることができたかな、と思っています。

 いや、問題はたくさんあるのです。農村部分とサラリーマン戸建てと、マンション引越し族の渾然とした地帯です。学校も新設校で伝統がない。設備もたりない。

 だけど、どういうわけか、その弱点が逆に長所になって、みんなでわいわい楽しめてしまった、というケースだと思うのです。

 とにかく、ひょこりひょうたん島でもちろりん村でも、ドラマがなければつまらないから、多少の事件は起きたほうがいいと思います。

 四こま漫画ふうに言えば、起、承、まではくるんだけど、たまに転のところで、ホントに転んじゃって、どうにも、結にいたらないでしまう、というケースがあるようです。あるいはとんでもない結末ですね。

 転、というか、ひねりが、アイディアが、ひらめきが、思いも着かなかった新しい着想が必要だと思います。

 これは、マニュアルでも手引きでも指針でもドクマでも教義でも方針でもなくて、なんか、人間力とでもいうような余裕と緊迫のバランスからでてくる悟りみたいなものがあるはずだとおもうのですが。

 まぁ、ほぼ10年ほどの短い時間でしたが学校をみていて思うのは、同じ学校でも校長が変わると、校風がガラッと変わることです。人事権者もよくしたもので、「良い」校長と「悪い」校長を交互に派遣してくるのかなぁ、と思うほど、よくもまぁ、時計の振り子のように、右に左に触れます。でも、これでいいのだろうなぁ、と思います。

 できの「悪い」校長のときには、教頭がけっこう活躍したりしますが、「良い」校長のときには、ほんとに集まってくる教師も父母も生徒も「良い」のが集まってきます。校風も明るくなります。でも、これって定期的なサイクルだから、いつかは暗くなるんです。

 暗くなることも分かった上で、楽しいときには多いに楽しい学校ライフを送れればいいと思います。駄目なときは駄目ですから、なんとか春がくるのを待つ力も必要ですね。

 でも、生徒も校長も自殺はだめだなぁ。自分で死んでは駄目だ。ここは譲れない。ぼろぼろでもいいから、生きていくことを考えなくてはいけない。

 かっこわるくても、プライドがぶっちぎれても、満身創痍でも、生きていかなくてはならない。

 学校では、学力なんか、二の次でいいから、まずはここから教えてもらいたいなぁと思う。

 上に書いた、タクシーをかっぱらって首になった体育教師は、現在、タクシーの運転手をやっているそうです。

 いいなぁ、この馬鹿元教師、いつかどこかで会ったら、みんなで、わいわいやろうと、思ってます。





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Last updated  2009.03.29 13:11:59
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