地球人スピリット・ジャーナル1.0

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2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


へ引越しました。

2007.03.21
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「反逆のブッダ Oshoの軌跡 <1>
ヴァサント・ジョシ著 プラブッタ訳  1984/10 めるくまーる社 原著1982



 本日は、1953年3月21日にOshoがエンライトメントしたといわれている日から数えて、丁度54年目に当たる日である。かつてはその弟子達によって、エンライトメント・ディーとして盛大にお祝いされたものであるが、現在は、特にこの日を限ってお祝いすることもなくなり、弟子達もそういわれなければ、すっかり忘れてしまって(いるわけでもないが・笑)ご先祖さまのお墓参りにいったりしている。

 54年前、21歳の青年の身の上に何が起こったのかは、このすでに絶版になっている「反逆のブッダ」からの抜粋を掲載してくれている、
こちらのページに譲る。私の方は、このブログでこだわり続けている700年前のチベット、というところを、この本から抜書きさせてもらおうと思う。

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ラジニーシの誕生はありきたりのものではなかった。それは真理を求めて以前にもこの地上を歩いた者の誕生だったからである。
 彼は以前にもさまざまな流派、さまざまな体系(システム)を通じて数々の道を歩いたことがある。今回までの最後の生は700年前で、山中に神秘教団をひきい、遠国から多くの伝統や道に属する弟子たちを集めていた。その師(マスター)は106歳まで生きたが、死を前にして終了時には光明に至る21日間の断食にはいった。
p41
-------------------------

 
これは本当の話だ。700年前、わたしの前回の生において、死の直前に21日間の断食をするという霊的(スピリチュアル)な修行がおこなわれていた。わたしは21日間の完全な断食ののち、肉体を捨てることになっていた。これはいくつかの根拠があるのだが、わたしはその21日間をまっとうすることができなかった。3日が残った。その3日間を、わたしは今生で終わらせなければならかった。今生はそのときからの続きなのだ。・・・・・
 前回の生であと3日間を残すばかりとなったとき、わたしは殺された。ほんの3日前に殺されたために、21日間を完了することができず、3日間がやり残しになってしまった。今生で、その3日間を完了したわけだ(4日目にはじめて乳を飲むことで)。
p43

 その殺人は重要なものとなった。死に際して、その3日間が残されたのだ。前回の生における光明をめざす大きな努力をしたおかげで、今生では、その3日間で達成できたはずのものを21年かかって成就することができた。前生のその3日間の一日について、今生では7年間を費やさなければならなかったわけだ。p45

 
この生において、死の瞬間に無意識におちいることなく、完全に醒めたまま死ぬことができれば・・・あなたは完全に意識を保ちつづける。死のあらゆる段階をすべて目のあたりにする。一歩一歩、その足音を聞きながら、しかも完全に醒めていて、肉体が死んでゆくこと、心(マインド)が消え失せてゆくことを見ている。それでもなおかつ、あなたは完全に醒めているのだ。・・・・すると突然、あなたは自分が肉体のなかにおらず、意識は肉体を離れてしまっていることに気づく。死んだからだはここにあって、あなたはその肉体のまわりを浮遊しているのだ。
 もし自分が死んでゆくあいだも醒めていることができたなら、それはもう誕生の一部、その一側面にほかならない。もしこの側面について醒めていたならば、自分が受胎されるところにも醒めていられるだろう。あなたはひと組のカップルが愛を交わしているまわりを浮かび漂って、完全に醒めている。そして、完全に醒めたまま子宮のなかにはいる。その子どもは、何が起こっているのか完全に醒めたまま受胎される。
 母親の胎内ですごす9か月間も、あなたは醒めているだろう。あなたが醒めているだけじゃない。仏陀のような子どもが胎内にいると、母親も質までかわってくる。彼女は以前よりもっと醒める・・・・母親は、たちまち意識が変化するのを感じるだろう。
p46

 
わたしを信じてくれるなら、その苦痛は死よりも大きい。・・・・誕生は苦しみのはじまりであり、死はその終わりだ。だとすれば、誕生の方が苦痛でなければならない。そして、そのとおりなのだ!
 9か月間の全面的な休息、リラクゼーション。なにも心配はなく、なにもやることはない。そうした9か月のあと、外に放り出されるのは、じつに突然の大ショックだ。二度とふたたび、神経組織がそれほどのショックに襲われることはない。二度とふたたびだ! 
p47

 時間測定は肉体があってはじめて成立する。肉体を離れたところでは、700年だろうが7000年だろうがなんの変わりもない。その差は肉体を獲得してはじめてあらわれるのだ。 p49

 たとえば、ある人を700年前にのわたしの人生で知っていたとしよう。そのときからいままでは、わたしにとってはギャップがあったが、その人の方は10回も生まれ変わったかもしれない。けれども、その人にはその10回んぼ過去生の記憶がある。その記憶をもとにしてはじめて、わたしは自分がどのくらい肉体をもたずにいたかを算出できるのだ。p49

 
それはだいたいつぎのようなものだといえる。
 しばらくのあいだ、わたしは眠っている夢を見る。その夢のなかで、何年もの時がたったと思っている。と、そのうちあなたがわたしを起こして、わたしがうとうとしていたこを教えてくれる。
 ・・・・夢のなかでは、数年間という長さを一瞬にうちに見れるのだ。夢のなかの時間尺度はこの現実とはちがう。もし、夢からさめてもいつ眠りこんだのかを知る手だてがなかったら、どのぐらい眠ったのかを決めるのは困難だろう。
 それは時計でしかわからない。たとえば、眠る前は12時、いま起きてみるとまだ12時1分にしかなっていないというぐあいだ。さもなければ、脇にだれかいなければわからない。ほかに知る方法がないのだ。つまり、こういう方法ではじめて、700年という時間の経過を確定できたわけだ。
p50

 
だから、わずかながらわたしが自分の過去生について話して聞かせたのは、それになんらかの価値があるからでも、あなた方にわたしのことを知ってもらうためでもない。この話をしたのは、あなた方が自分自身をかえりみて、自分の過去生を探ってみようと思い立てば、という気持ちからにすぎない。
 自分自身の過去生を知った瞬間、そこにはスピリチュアルな革命と進化が起こるだろう。そうすれば、あなたは前回の生で立ち止まった地点から出発することができるのだ。さもなければ、無限の生のなかで、迷子になって、どこにもたどり着くまい。そこにはくり返しがあるばかりだろう。
p51

<2>につづく







Last updated  2010.11.01 23:50:05
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