地球人スピリット・ジャーナル2.0につづく
「シュタイナーの宇宙進化論」
西川隆範・著 1991/12 イザラ書房
宇宙のある領域に、アーカーシャと呼ばれる実質が存在する。そして、そのアーカーシャという実質は宇宙の記憶を担っている。
アーカーシャという言葉はサンスクリット語で、「虚空」と漢訳される。「一切の教法の文義を暗記すること」ができるようになるという求聞持法という修行の本尊である虚空蔵菩薩は、サンスクリット語でアーカーシャガルパである。
シュタイナーは、このアーカーシャのなかに記憶されている宇宙生成の歴史を読み取った、としている。 p23
ほぼ1年前にアカシック・レコードについて、ちょっと話題になった。気になる書き込みもしてもらったのだが、そこから話題を展開することはできなかった。もっとも、他のエントリーについても書き込みをしてもらってもなかなかうまくブログで会話ということをうまくできないでいる。それは今後の宿題だが・・・。
さて、アーカーシャ、あるいはアカーシャという言葉はアガータとやや似ていると感じる、というのも、まぁ、これもたいした話題ではない。
シュタイナー・ワールドを遊ぶには、レムリアとかアトランティスとかいう単語を使いこなさなくてはならない。ブラバッキーからの借り物だとか、いろいろ言われるが、まぁ、今はそういう即断はやめておこう。
ダライ・ラマや他のチベットの活仏たちでさえ、自分の転生歴をじゅうぶん述懐している存在は少ない。述懐すべきものかどうかは、いろいろ論議がありそうだが、述懐するとしても、ほどほどにファンタジックに表現し、聞くほうも上の空で、ふんふんと聞いておいたほうがいいようだ。
700年前のチベットにこだわるとすれば、当然106歳のOshoの前世たる存在にコンタクトする意味があるのだが、その時、16歳の少年だった自分の過去生とのコンタクトの意味もある。私のごく最近の過去生はネィティブ・アメリカンと黒人の混血の少年で、21歳で交通事故で亡くなった。このブログでも、いずれチェロキー族を中心として展開することになろう。ムーにもいたし、アトランティスにもいた。シュタイナーのようには、数字として年代を切ることはできないが、少なくとも私の転生はムー時代が先で、その時は若い女性で、火を祭る踊り子だった。アトランティス時代は青年僧で、海岸の岸壁にある洞窟で瞑想中に水没した。
比較的、短い人生を繰り返し転生しているようだが、もっとも長命を保ったのはレムリア時代、およそ80歳以上は生きている。そして、もっとも調和のとれた人生を送った。しかし、火のカルマのムー、水のカルマのアトランティスに比較すると、レムリア時代は小乗のカルマを残してしまったようだ。一個の人生として波長を合わせるとすれば、レムリア時代の自分に合わせるのが最も適しているので、いずれ、このブログもその段階がくるだろう。
アトランティス大陸から東に向かって移動した流れは二つあった。ひとつはヨーロッパ、北アジアを経て中央アジアにいたり、もうひとつは、アフリカ、アラビア、南アジアを経て中央アジアにいたった。中央アジア、ゴビ砂漠でこの二つの流れが合流し、そこで来るべき文化の準備がされたあと、アトランティス後の最初の文化が、インドで開花することになる。p111
シュタイナーが、虚空(アーカーシャ)の記憶から読み取った歴史とされる。