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地球人スピリット・ジャーナル1.0

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2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


へ引越しました。

2007.05.09
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カテゴリ:アガルタ

地球人スピリット・ジャーナル2.0につづく



「カラー版 トレッキングinヒマラヤ」 向一陽 / 向晶子 中公新書 2001/8


 「ヒマラヤのトレッキングに行こうよ。」妻がそう言いだしてくれた。アンナプルナに憧れてたでしょ。定年記念に、アンナプルナを眺めるトレッキングに行こうよ。 pi 

 定年後にヒマラヤに行こう、と言ったって、誰もが行けるわけはない。著者夫婦は、年季の入った登山家たち、彼ら流に言ったら「山屋」だ。
河口慧海のような超人をもちだすまでもなく、色川大吉のような先達もいることだ。このカップルなら、お気軽にこのようなプロジェクトをこなしてしまうだろう。

 トレッキングの語源は19世紀半ば、南アフリカで、オランダ系移住者たちが使っていた「trek」という言葉である。「難儀しながら牛車でのろのろと旅行する」という意味だ。アメリカの西部開拓みたいな苦難の民族大移動の歴史が背景にある。 piii

 聞いてみれば、何事にも歴史はあるものだ。

 
チベット仏教の修行者たちは「青空の瞑想」をする。目を閉じてものを考えるのではない。見晴らしのいい場所に座って、じっと真っ青に澄み渡った空を見詰める。
 「それは不思議な感動的な姿です。まるで、青空の本性が見開かれた目から修行者の体の中に流れ込み、修行者の生命と意識そのものが、透明な宇宙的なブルーに染まっているような光景なのです。真っ青な、ヒマラヤの高原の空。それをじっとみつめるゾクチェンの修行者。それは、実にチベット的な光景です。(
中沢新一著「三万年の死の教え」
 「ゾクチェンは宇宙存在の(中略)核心へ、入り込んでいこうとする思想」と同書にある。
 ゾクチェンの修行僧ならずとも、凡俗の身でもおのずと心がその中にさまよい出て、広大無辺とか、生と死、輪廻とかいう次元の思いに引き込まれていく、この空の青さ、雪山の白さ。
p56

 中沢新一の著書だけではなく、宮原寧子の
「ヒマラヤンブルー」真っ青なヒマラヤの空を思い出す。

 
この最後の橋は足下を見ると目がくらむ高さに架かっている。金網の手すりに、色とりどりの祈りの小旗がすき間なく結んであって、一斉に寒風がなびいている。
 竹橋の時代は、こんな場所を渡るのは怖かったろう。当時から、こうして手すりに小旗が結んであって、「オン・マニ・ペメ・フム」(おお、蓮の内なる宝珠よ)と、祈りの言葉を唱えながら渡っていたのだろう。
p34

 
11時30分にもう昼食。トレッキング中、食事時間はいつも早めだった。茶店の二階でおばあさんがチベット仏教の祈りの言葉を唱えている。
 オン・マニ・ペメ・フム。オン・マニ・ペメ・フム・・・・。繰り返し、唱えている。
p178



 オン・マニ・ペメ・フム 






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Last updated  2009.03.31 12:31:43
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