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カテゴリ:チェロキー
![]() 「リトル・トリー」 フォレスト・カーター 和田穹男・訳 1991/11 めるくまーる 原書 1976 「美しい自然のなか、チェロキー族の祖父母の愛情に包まれて、「インディアンの生き方」を学んでいく少年リトル・トリーの物語」表紙見返し。 この本1991年が初版だが、私の読んだ2000/7版ではすでに73刷となっている。この小さな出版社としては、売れに売れた本、ということになるのだろうか。2001/11には、同じ出版社から、普及版として廉価版がでている。訳者もたしかこの出版社の関係者なはずだし、まずはめでたいということになる。 しかしながら、ネットで知らべると、意外な不協和音がある。北山スマイリング・クラウド・耕平のブログ「Native Heart」を入口にいろいろ見ていくと、とんでもないことがわかってくる。すくなくとも、著者は作者紹介にあるような「チェロキー・インディアンの血」を引くような存在ではないという。 「フォレスト・カーターことアサ・カーターは、職業はラジオ番組の作家であり、政治家のスピーチライターであり、極右白人至上主義団体のアジテーター兼職業的指導者として給与をもらっていて、酒におぼれるようになってから金を稼ぐために何冊か西部にまつわる小説も書いた。KKKのある支部のリーダーでもあった。」Native Heartより 小説であったり、多少の膨らましがあったりすることは、それほど大きな問題にならないとしても、本当のチェロキー文化としてこれを受けいれてしまってはならない、と事情通は警告する。特に、転生輪廻を思わせるくだりなども問題視されている。 以前にも、私としては、個人的に首をかしげた宮内勝典は「リトル・トリー賛歌」p341として、とくにこの輪廻転生信仰を思わせるくだりを抜書きして、その感動を記している。スー族インディアンの村で暮らしたことがある、というのだが、どうもこの人、こういうところで登場しては、いつも狂言回しの役割を引き受けてしまっている感じがする。 いずれにせよ、チェロキー青年・多火手の行く手には、一体なにが待ち構えているのか。風雲沸き起こる兆しあり。
Last updated
2009.02.11 09:03:24
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