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カテゴリ:マルチチュード
「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」 経済的自由があなたのものになる ロバート・T.キヨサキ /シャロン・L.レクター 2001/06 筑摩書房 311p 「金持ち父さん」シリーズ第二弾。クワドラント、とは、円グラフを縦横4分割したもののこと。キヨサキは、キャッシュフローのあり方によって、その経済状態を4つに分ける。 E・・・従業員(employee) S・・・自営業者(self-employed) B・・・ビジネスオーナー(business owner) I・・・投資家(investor) p7 この分類で行けば、私は典型的なSだ。ほぼ人生のほとんどをSですごしてきた。まがりなりにも経済的には自立していると思ってきた。しかし、この本を読んで、すこし考え方が変わった。たしかにキヨサキがいうように、どうかすると、いまのままでも、実質的にはEになってしまうことが在り得る。いや、むしろうろうろしていると、結局誰かのために働かされていることになることは往々にして有り得る。 しかし、だ。見方を変えると、私が「働く」というより、私が作ったビジネスシステム(ポリシー)が、自然に金を生んでくれている、と考えることもできる。私は、それに気づいてはいたが、積極的にこの考え方を採用しなかった。たしかに、Bである、と考えれば、Bに成りうるのだ。 キヨサキは、ほとんどの人はEかSで終わるという。ほとんど95%の人だ。そして、金持ちにになるには、BからさらにIを目指すべきだという。5%のBからさらに本当のIになれる人はごくごく一部だという。ごく少数だが、そのような人々がいる。そして、そうなるにも、それほど難しいことではないという。その極意がこの一冊に、手を変え品を変えて、詳しく述べられている。 数年前に、友人が私のところにやってきて、「これからはこのキヨサキの考え方でいく」と宣言したことがある。当時の彼は、多少の不動産の所有などがあり、ビジネス的にチャレンジする時期だった。その後、彼はどうなったか、成功しているのか、いないのか、は、いままdのところ、よくわからない。 当時、私はこの本を読んでいなかったが、私なりのイメージを持っていて、「あんまり無理しないほうがいいのでは」というアドバイスをした覚えがある。もし、あの時、すでにこの本を読んでいたなら、そんな貧乏父さんのような対応をしないで、一緒に、キヨサキのいう経済状態になる努力をしたかもしれない。そう思うと、私もチャンスをひとつ無くしたし、彼もまたよきパートナーを得ることができなかった、ということになる。 私はSだが、自らの経済状態をこれからBの視点から捉えなおして見ようと思う。ちょっとマンネリ化して、すねる心ばかり増長しつつあった最近だが、同じ業態でありながら、視点を変えてみると、いろいろと手の入れるところを発見することができた。少なくとも、そのやる気がでてきたのだから、この本を読んだだけの効果はあったということになる。 そして、いままでも、このスタイルのままIの可能性はあったのだが、あまりまともに考えたことはなかった。しかし「千里の道もヨチヨチ歩きの一歩から」p247として周囲を見直してみると、俄然、その可能性のパーセンテイジがあがり、より鮮明に目標地点が見えてくるから不思議だ。 キャッシュフローの考え方は、いろいろあろうが、まずはこういうことだ。たとえば、これからSLをやるために2年後とに新しいパソコンを買い換えて行きたいとする。2年は24ヶ月だ。最新のパソコンは24万円とするなら、少なくとも一ヶ月に一万円「以上」のキャッシュをSLから得ることを考えなくてはいけない。 いまあるパソコンや通信環境でほとんど間に合っているのだから、いまローンを組んでパソコンを買うことは、キヨサキにとっては、すべきではないことになる。それはすべて負債だ。そのパソコンを買うと、生活はますます苦しくなる。セカンドライフどころか、ファーストライフを圧迫することになりかねない。 だが、もしこれを12万円のパソコンで間に合わせることができるとすると、月々5000円のプラスのキャッシュフローが生み出されることになるのだから、おおいにやるべきこととなる。さてさて、それでは、本当にSLで月々今後24ヶ月に渡って、SLで一ヶ月一万以上の利益を生み出し続けることができるだろうか・・? 私が、現在やみくもにSLに登録して、なにもわからないまま得たL$は、円換算で100円。たった100円だ。だけど、この100円を100倍すれば一万円になる。そのシステムづくりをするだけの「頭」の使い方ができたら、しかもそれが24ヶ月以上に渡って続くように組み替えることができたら、私は2年ごとに最新のパソコンを使い続けることができることになる。しかも手元の資産がキャッシュフローとして増え続けていく。 このブログの楽天アフェリエイトというものも、知らずについてはいるが、こちらも約一年で1000円程度のポイントがついていた。これを小さいと見るか、今後の可能性があると見るかは、運命の分かれ道。キヨサキなら、こんな時、どんなアドバイスをするだろう。 1985年、私と妻のキムはホームレスになった。仕事もなく、貯金もほとんど底をつき、クレジットカードの有効期限も過ぎていた。私たちの「家」は年期の入った茶色のトヨタで、背もたれを倒したシートがベッドだった。最初の一週間が過ぎたとき、私たちはいまの自分たちの状態がどんなもので、これから先にどんな将来が待っているか、その激しい現実をひしひしと感じ始めた。p17 この時、キヨサキ38歳、妻28歳。そして、5年後、10年後には彼らは「金持ち」になっていた。そして、その5年後、このような本を書いていたのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.08 21:20:40
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