「金持ち父さんの投資ガイド(上級編)」 起業家精神から富が生まれる
ロバート・T.キヨサキ /シャロン・L.レクター 2002/03 筑摩書房 313p
★★★★☆
このブログが始まってまもなく2年、その間、エントリーを書いたのが、約一年半ほど、そして、アフェリエイトというものが稼動し始めたのが、この一年ほど。この半年ほど、ちょっぴりづつポイントがつくようになった。しかも、そのうちのかなりの部分はここ最近2ヶ月の間についたものだ。まだ確定しているわけでなく、ポイントをどう活用するのかさえ、良くわかっていないので、まだまだ本当の「富」にはなっていない。まぁ、富とは言っても月に数百円の粋をでていないのだがw。
しかし、そのポイントは、私のブログを通して発生していることは間違いない。必ずしも私が紹介したものを通して発生しているものばかりではない。だが、少なくとも、このブログにやってきてくれるのは、私のエントリーになんらかのとっかかりがあるからだ、と理解することにする。
そのことを知ってから、各書籍に「おすすめ度」を書くことにした。いままでの単なる読書ノートなら、「感動度」とか「自己評価度」とか書いておけばいい。しかし、すくなくともブログとしてネット上に公開されている限り、その書籍を、ブログを訪れた人に読んでもらいたいかどうか、を書き留めていくことも、今後のこのブログの方向性になんらかの影響がでてくるだろう。私が感動して読んで、私が「おすすめ」した本がこのブログを通して購入されれば、同じ話題を共有できることになるし、私にもゆくゆくはポイントがつくことになる。そうなれば、ブログを続ける意欲も湧いてこようというものだ。
さて、これまで、「金持ち父さん貧乏父さん」と「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」 を読んできた。この本は私としては、シリーズ三冊目になるのだが、本来はここで「金持ち父さんの投資ガイド(入門編)」を読むべきだった。図書館に在庫がなかったのだからしかたないが、その一冊をはしょった分、この「上級編」に対する評価は、読み進めながら、何回も揺れた。
●3つ、あるいは●4つ、いずれか決めかねたが、本音は●3つ半、というところか。最初の、調子なら●3つということだが、後半になって、やたらとネット社会のことが話題にでていくるようになって、私の評価はうなぎのぼりということになった。もともとネット社会の人ではないので、事実と反したり、今となっては楽観主義すぎるな、というところもあるが、後半、とくに残り4分の1ほどは、わが意を得たり、と思う部分が多かった。
この本、前の本のつながりもあるので経済分野ということで「マルチチュード」カテゴリに入れておくが、こうなってくると「2nd ライフ」カテゴリに入れたい内容になってきた。