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カテゴリ:レムリア
「海の波を見る」誕生から消滅まで 岩波科学ライブラリー 光易恒 2007/04 岩波書店 全集・双書 101p ★★★☆☆ 光易恒。みつやす・ひさし、とお読みする。海の波研究に40年間たずさわり、その人生を波の研究にささげた人にふさわしい、お名前と見る。このブログ888番目のエントリはこの一冊となった。 海の波の一生は、私たちの人間の一生とじつによく似ている。広大な海を衰えることもなく悠然と伝わり、最後は海岸に達し、一気に砕ける様は、私たちの人生の、ある理想的な姿をっ象徴するようにも見える。約半世紀、海の波と向き合い、その研究に一生を捧げてきた一人の人間として、私はいま、そのような感慨をもっている。pV 1929年生まれの著者ならではの心境とお察しする。見開き左ページにささやかながら、貴重な数々の波のカラー写真がついている。説明もきわめてわかりやすい。 「宝島のまわりで、海が静かだったのを、ぼくは一ども見たことがない。太陽が頭の上から照りつけ、風はそよりともせず、海面は波ひとつなく青くしずまっているようなときでさえも、外の海に面した岸ではどこでも、大きな波のうねりがよせてきて、昼となく夜となく、かみなりのようにとどろきつづけていたのだから、この島には、大波の音のきこえない地点が、ただの一つでもあるとは思われない」(阿部知二訳) これはスティーブンスンの名作「宝島」からの1節である。興味深いことに、うねりの実態をじつに見事に表現している。p44 たしかに、この風景のなかに、地・水・火・風・空が入っている。 サーファーたちが喜ぶ「チューブ」や「パイプ・ライン」とよばれる砕波は、典型的な巻き波型で、しかも大型の砕波である。つまり、サーフィンに適した波は、沖で波高が大きくて、なだらかな波ということになる。 ハワイでは南極海やベーリング海で発生した巨大な波浪がうねりとなって来襲する。ハワイがサーフィンのメッカであるのはそのためかと思われる。p50 さぁ、夏本番。海辺で、こんな波の科学を聞いたら、コロリといっちゃいそう、というお話が満載。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.11 16:13:19
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