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2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


へ引越しました。

2007.07.26
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カテゴリ:マルチチュード

地球人スピリット・ジャーナル2.0につづく

「報道は欠陥商品と疑え」
That’s Japan
鳥越俊太郎 2002/10 ウェイツ 単行本 104p
★★★★☆

 
「人間力の磨き方」06/06に先立つこと4年。まだ、ブログという言葉もでてこない時代の述懐である。

 たとえば、あなたが犯罪の容疑者、被害者のいずれかに立たされTVカメラや記者に始終付きまとわれたとしよう。警察情報はひとり歩きして、あなたと違う「人間像」がつくられる・・・・誰にでも起こりうる恐ろしい現実。そんなとき、あなたは何を支えに生き、誰に向かって真実を主張するだろう?
情報の真贋を見極めることは、報道に携わる人間の資質でありモラルでもある。誤ったら公に反省すればいい。しかし、現在は報道も消費の対象であり「娯楽」でもある。
長い記者生活のなかで、鳥越は「真実」を追い続けてきた。失敗もあった。そこで、彼は何を学び、どう伝えてきたのか? 「ニュースの職人」を自認する
鳥越の発言は、警鐘に満ちている。
 表紙コメントより

 この人はまさにマスメディアで生きてきた人間だろう。しかしながら、彼はジャーナリストを自称しない。「ニュースの職人」だ。あるいみ新聞記者になりきれず、週刊誌の編集長に転じてその存在に輝きがでてきた。今朝知ったことだが、彼は現在(もかな?)
「オーマイニュース」の編集長だということである。「市民みんなが記者だ」のキャッチフレーズには、意見はあるが。ウィキペディアによると、次のような記事があった。

 「2006年5月 - 日本版オーマイニュースの初代編集長に就任。
2ちゃんねるをはじめとするネット上の匿名投稿による弊害を批判していた鳥越はオーマイニュースの実名投稿主義に共感し編集長を引き受けるも、2ちゃんねらーをはじめとするBBS利用者や個人ブロガー達のみならずオーマイニュースの非常勤編集委員からまでも立ち位置の偏りやネットリテラシーの低さを巡って激しい批判を浴びる事となった。また、2ちゃんねるを「ゴミため」呼ばわりした自身の発言が大きな批判を招いた事に関して鳥越は「彼らが反発してくるのは想定内で、僕の挑発に乗ったな、という感じだ」と公言している。(2006年12月17日付朝日新聞朝刊37面より)」


 週刊誌で思い出したけど、60年代のミッチーブームで台頭してきた女性週刊誌を舞台に「トップ屋」を自認したのは故・竹中労だった。ルポ・ライターとも言われた。彼の父親はもともとアナキストで、生まれた当初の名前は「乱」だったという。その後、ボルシェビキに転向したため「労」と改められたとか。竹中労務店、などと揶揄されたこともある。

 20前後の時に、彼と酒を飲んだことがある。最近地震で大騒ぎになっている地方で講演会があった時のこと。企画に携わっていたので、かなり長時間彼と長いこといた。やってくる彼を新幹線の数駅先まで迎えにいき、車内で面白い話をたくさんきいたこと。その後、街道沿いで「猪なべ」をごちそうになったこと。講演会で「吟醸酒」を飲んだこと。そのあと、彼と私はなぜか髪のつっかみ合いの大喧嘩になったこと。でもめちゃくちゃ酔っぱらたあと、ふと朝、目が覚めてみれば、竹中労と私は、ひとつの布団の中で、寝ていたこと。当時彼は40代前半か。こちらもまだ10代だったかも知れない。

 彼から教えられたことは、「取材なくして発言権なし」、そして、「表現の自由を求めるな、自由を表現せよ」ということ。

 報道に「真実」はあるのか? p35

 物理的「真実」たとえば、段ボール肉まんはあったのかどうか、という「真実」はつかむことができるだろうけど、段ボール肉まんをどこまでも追求したところで、人生の「真実」は見つかるはずはないと思う。だから究極的には「報道」には「真実」はない、というのが私の結論だ。

 最後は「人間力」の勝負となる p56

 さぁ、前著でも話題になった
人間力。人間力は、ジャーナリストの一要素なのか、ジャーナリスト的素養は人間力の一要素なのか。ここの絡みがこのブログでの大きなテーマのひとつだ。

 新しいメディアの形 p83

 この本がでた02年当時はまだブログは一般的ではなかった。「ほぼ日刊イトイ新聞」への自分の寄稿を話題にしている程度だ。でも、やはりジャーナリスティックな感覚はするどい。大メディアに身をおきながらフットワークは軽い。近年の彼はオーマイニュースに関わっていたということだ。そろそろ、この辺から、もうすこし、この私のブログもアップデイトな話題についていけるよう、体質を変えていかなくてはならないかもな、と思う次第。

 ---新しい技術が発達する段階では本当は職人はどんどん淘汰されていくはずでしょうが、現実には逆にそれが必要とされているということで、すごくおもしろい感じがします。
鳥越 あとは、どうやって次の世代の人たちに「ニュースの職人」としての技や心意気を伝えていくかということがありますね。それがこれからの自分の仕事だと思うから、塾をやるとか、学校をやるとか、人に教えるとか、そういうことは今後、精力的にやっていきたいと思っています。
 
p102 








Last updated  2009.04.11 15:57:23
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