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2009年4月1日

地球人スピリット
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2007.08.10
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カテゴリ:チェロキー

「レヴィ=ストロース入門」
小田亮 2000/10 筑摩書房 新書 238p 
★★☆☆☆

 ちょっと変わった名前の表記は、もともとのクロード・ギュスタヴ・レヴィ=ストロースという名前の姓の部分ということなのだろう。

 たとえば中沢新一が
「芸術人類学」を打ちたてようとするとき、その根底の重要な基盤の一つとして、レヴィ=ストロースを置く。

 レヴィ=ストロースは、フロイトとマルクスと地質学を「三人の師」と位置づけているようだが、彼の影響下で派生した潮流も含めて、やや旧態化した「構造主義」といわれ方をして、「ポスト構造主義」などという言葉も生まれてくるようだ。

 著者の小田亮は「本書は、これまでのレヴィ=ストロース」について書かれてきたことの多くが誤解だと主張していますし、本書を執筆した動機は、従来の誤解を変え、より正しくしたいということでした。」p237と述べている。

 もともと「これまで書かれてきた」ことについての素養がない者が、このような本から「入門」していいのかどうかわからないが、なにはともあれ、のそりのそりとその門をくぐっていかなくてはならない。

 「第5章 神話の大地は丸い」p157以降の、M1(基準神話)「金剛インコとその巣」(ボロロ)p168からM530a「鳥の巣荒らし(1)」(クラマス)p200に至る神話群は興味深いものがある。どこか、柳田國男の「遠野物語」を彷彿とさせる。

 
徳井いつこ、ネイティブ・ピーポーの遺跡や塚を訪ね、またその神話を尋ねる。このブログにおけるチェロキーを尋ねる旅は、その周辺の関連するたくさんの事象を尋ねる旅でもある。それらの、渾然と交差する事象を、ひとつひとつ「構造化」するには、レヴィ=ストロースの視点が大いに役立てくれるはずだという読みはある。





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Last updated  2009.02.11 11:04:12
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