前回よりつづく

「セカンドライフで作るリンデンスクリプト入門」 セカンドライフアーキテクト育成scripting
ウェブインパクト 2007/08 インプレスR&D /インプレスコミュニケ 単行本 303p 付属資料CD‐ROM1
★★★★☆
なんだか惰性でSL本をウォッチングしているが、そろそろ20冊くらいは出揃ったようだ。その中にあっても、この本の雰囲気はいい。表紙もなんとなく私ごのみだし、中身もなんだか難しそう(笑)でいい。SL本の中でも、こんだけ本文にプログラムが登場している本は初めてだろうと思う。
紹介されているプログラムをすこし動かして、自分オリジナルなものにしてみたい、という要求にかられる。どことなく本格派という感じ。CDもついている。

「超図解Web 2.0セカンドライフコンサルタントが教えるセカンドライフで稼ぐ方法」
松浦秀俊 2007/08 エクスメディア 単行本 131p
★★★☆☆
稼ぐ、儲ける、ビジネス、という言葉にはちょっとうんざりだが、この本で唯一面白いかなと思ったのは、p126あたりに書いてあったケータイでSLで、というところあたり。
現在、モバゲータウンの会員500万名のうち250万名は10代の青少年であるという。しかもそのうちの200万名が高校生だというのだ。日本全国の高校生の数が400万名なのだから、高校生の二人に一人はモバゲータウンの会員ということになる。これはキョーレツだ。
そして第4世代ケータイは、現在の光ファイバーレベルの速度を目標にしており、2010年には完成、2015年には一般化するだろうという予測を披露している。ケータイでSLするのに不足はない状況となる。そうなれば、あと10年後のネット社会には、現在のケータイ派の高校生たちが怒涛のように流れてくるのだから、その変貌の加速度は想像を絶することになる可能性もあり。

「セカンドライフ歩き方ハンドブック」
Jinn Lyne 2007/08 ソーテック社 単行本 151p
★★☆☆☆
こちらはコンパクトな新書本サイズながら、全ページカラーで、とても親切で美しくわかりやすい。結構ボリュームもある。その割りには値段がちょっと高いかな。
後ろへ続く