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カテゴリ:シンギュラリタリアン
「ワープする宇宙」 5次元時空の謎を解く リサ・ランドール /向山信治 2007/06 日本放送出版協会 単行本 617p 原文 Warped Passages 2005 ★★★★★ 異次元や5次元という言葉は別に珍しいことではない。SF好きでも漫画好きでもなかった私だけれど、40年以上も前の小学生時代から、同級生などと話題にしていたものだ。しかし、それは単に他のおとぎ話やジョークの類と並列して語りあっていたことであって、深く思いをめぐらした結果ではないことは、当然のことである。 ところが時代は経巡って、いまや、アインシュタインの一般相対性理論の4次元を超えて、すでに理論的には5次元の存在は証明済みであるという。しかも、これから一年程度で、実験的に証明される可能性があるというのだ。これで驚かないほうが不思議だ。 「リサ・ランドール 異次元は存在する」は、若田光一宇宙飛行士との対談だったが、こちらは、2005年に出版された「Warped Passages」の日本語訳。夕べもNHKBSで特別番組を放映していた。「いま、物理学のニューヒロインと呼ばれ、最もノーベル賞に近いと注目されている」という。 仮にリサ・ランドールの業績が評価され、5次元時空の存在が証明されたとして、日常の私たちの日々の生活はどう変化するのだろうか。関心のあるところだ。考えてみれば、たとえばアインシュタインが4次元を証明しようがしまいが、世界そのものに変化はなかたのだから、5次元が証明されたからといって、急激になにかが変わるとは思えない。 しかし、相対性理論もアインシュタイン一人が証明したわけではなく、そのインスピレーションを理論家し現実化するには少なくない協力者が存在したわけだし、リサ・ランドールにおいてもまさに同じことがいえるはずだ。つまり、人類はすでに変化しているからこそ、5次元を理論的に証明することができ、また、実験的にも証明の可能性がでてきたということなのだろう。 いままでの私たちの生活空間における「謎」といわれるものは数限りなく存在してきた。いまだに解明されれずに残されている謎は多くある。たとえば、加藤直邦がアフリカの大地で偶然目撃した光り輝く飛行物体や、あるいはシャスタ山の地下に巨大な都市が存在するとか、地球自体が大きな空洞になっているなどという説も、ひょっとすると、この5次元時空の証明で、一笑に付すことができなくなってくる可能性もある。すくなくとも、これらの陣営では、何の理論的な証明もないが、「5次元」という言葉を多用しているようだ。 この本は、難解であるという理論物理の世界を、数式を使わないで「易しく」説いた、と評判になっているが、私には「易しく」はない。確かに読めることは読めるが、一時には説明されていることが理解できるわけではない。しかし、なにかもっと違う世界が、私たちのすぐそばにあるのかもしれない、という科学の進歩には、心底わくわくする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.11 20:31:35
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