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カテゴリ:レムリア
「天空列車」 青蔵鉄道で行くチベット長岡洋幸 /長田幸康 2007/06 集英社インターナショナル /集英社 単行本 111p ★★★☆☆ 河口慧海、多田等観やニコライ・レーリヒ、ハインリヒ・ハラー、はたまたT・イリオンという人びとだって、もし、空調の効いた清蔵鉄道でチベット入りしたら、そこで受ける印象はまったく別なものになっていたに違いない。2006年7月に、世界で最も高い場所を走る寝台列車として開通した清蔵鉄道は、標高4000メートル以上の高原を駆け抜け、聖なる都ラサへと旅人を導く。 この旅行ガイドには、真ん中に獅子が書かれたチベット国旗やダライ・ラマの写真、「FREE TIBETのTシャツ」などの話題はない。刻々と中国共産党のチベット支配は事実化していく。このような形で、「秘境」チベット入りするのは、どういうものなのだろうか。ある意味「パワースポット シャスタ山の歩き方」 のような軽いノリが許される時代になってきたというべきなのだろうか。 1977年に羽田から旅たってインドに行ったけど、78年に帰国した時は成田に到着した。あの時の気分にやや似ている。私は、ちかぢか清蔵鉄道に乗る予定もないし、チベットにいく予定もない。鉄道ができたからと行って、すぐ乗りたいとも思わないけれど、もし乗るチャンスがあったら、飛行機でいくより、こちらのほうが便利で、面白そうだなと思う。高山病になる危険性も低いそうだ。 この鉄道はアメリカの技術協力でできているという。宇宙衛星から制御されてもいるという。でも、どこかで素直に喜べない自分がいる。ダライ・ラマや祖国を追われたチベットの人々のことが、どうしても思い出される。この旅行ガイドもコンパクトでカラーページも多く美しい。そして、そこに映し出されている写真には、土地の人びとの日々の生活も紹介されている。 「オムマニペメフム」--- 観音菩薩を讃える祈りが、どこからともなく聞こえてくる。p94 オムマニペメフム お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.30 23:05:16
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