|
全て
| 目次
| 2nd ライフ
| ネットワーク社会と未来
| マルチチュード
| アガルタ
| シンギュラリタリアン
| 地球人スピリット
| マーケットプレイス
| ブログ・ジャーナリズム
| OSHOmmp/gnu/agarta0.0.2
| mandala-integral
| レムリア
| スピノザ
| ブッダ達の心理学1.0
| シンギュラリティ
| agarta-david
| アンソロポロジー
| バック・ヤード
| チェロキー
| 環境心理学
| osho@spiritual.earth
| スピリット・オブ・エクスタシー
| 22番目のカテゴリー
カテゴリ:ブッダ達の心理学1.0
「ブリージング・セラピー」 もっとも簡単な、自己変革のツール「意識的呼吸」 マイケル・スカイ (著), 高橋 裕子 1993/05 ヴォイス ★☆☆☆☆ ケン・ウィルバーは、スタニラフ・グロフを「スタン」と呼ぶほど、親しい存在として認めている。グロフは、ブレス・セラピーについての第一人者のように評価されているが、その実力のほどは現在のところを私には不明だ。 ただ、この本の著者マイケル・スカイが「リバーシング」(再誕生)とその呼吸法を呼んでいた時代から、私もその体験をしたし、セラピストとして、そのセッションの中にいた。名前がブリージングやブレス・セラピー、ホロトロピック・ワークなどと変化したとしても、いわゆる過呼吸に際しておこる何事かの一連の体験ということになる。 西洋医学の学者たちは、これらの変化(特にあまり心地よくない変化のほう)を観察して、全部ひとからげに「過喚気症候群」あるいは「過呼吸症候群」のレッテルを貼り、過度に速い呼吸や継続した呼吸は酸素と二酸化炭素の交換過程を狂わせ、そのため障害がひき起こされるのだ、と説明してきました。標準的な「治療法」は、状態がおさまるまで(しばしば頭に袋をかぶせることによって)患者の酸素摂取量を削減するというものでした。もちろんそこには、過呼吸が危険とは言わないまでも、健康的な行為ではないという考え方が含まれています。 過喚起症候群が、特に大きなストレスにさらされている者によく見られる、という事実を学者たちはまだ説明できていません。また、過呼吸の利点もまったく無視されてきました。円環呼吸の長年の実践者たちは、深いとぎれることのない呼吸をある程度の時間つづけると、否定的な収縮体験もやがて大いなる喜びに道を譲る、と報告しています。 過呼吸はけっしてネガティブな症候群ではなく、むしろポジティブな解決をもたらすもの、生涯つづいてきた低呼吸の治療なのです。意図的に行えば、過呼吸は心身を膨大なエネルギーで満たし、収縮したエネルギーを協力に解き放ち、浄化するでしょう。p104 たしかピカチュウを暗い部屋でテレビの至近距離でみていた幼児たちが、過呼吸を起こして話題になったのは、何年前のことだったろうか。あの時が日本においては「過呼吸」という単語が一般化した最初だった、と認識している。 ピカチュウと過呼吸にどのような関連があるか不明だが、もしテレビの映像になにかがあるとすれば、例えば「 マトリックス レボリューションズ 」をみていた時、ああ、これは、見ていて過呼吸をおこす人もいるのだろうなあ、と思った。あるいはそのようなつくりを意図的にしているのだろうな、と思った。 瞑想法や呼吸法、あるいはLSDやらブレス・セラピーなど、一つの技法ばかりを貴しと崇めるのは私のやり方ではないし、また、VOICE社の本には毎度辛い点数になってしまうこのブログではあるが、まともにこのようなブレスを一冊にまとめていることには敬意を表する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.02 23:01:15
コメント(0) | コメントを書く
[ブッダ達の心理学1.0] カテゴリの最新記事
|
|