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カテゴリ:2nd ライフ
前より続く
![]() 「中毒するセカンドライフ」 三上義一 2007/09 ランダムハウス講談社 単行本 221p No.804★★☆☆☆ 久しぶりに街にでて書店に行って見ると、年寄りの介護に追われている身としては、ある意味では、華やかな街の雑踏でさえ「仮想社会」に思えてくる。相変わらずの景色だが、どこか醒めてしまった自分がいることに気づく。何がリアルで、何が大切なのか。何が必要で、何がアプリケーションのトッピングなのか、いよいよマジな気分になってきた。 この本、セカンドライフを語っているが小説である。ついに出た、というべきか、当然出るだろうと思われていた、というべきか。まぁ、狙いはわからないわけではないが、残念ながら、読者としてこの小説をじっくり読んでみるほどの関心は湧いてこない。SL本ウォッチングとして、このような本が出た、というメモを残しておくことにとどめよう。 ![]() 「セカンドライフ探検ガイド」 三淵啓自 /デジタルハリウッド大学 2007/10 実業之日本社 単行本 157p No.805★★☆☆☆ 「セカンドライフの歩き方」と同じ著者による別バージョンというべきか。まぁ、この手の本はすでに出尽くしている。どこかに新しい記事が書いてあるのだろうが、それをひとつひとつ追っかけてみることに、何の意義も感じないような時代になってしまった。 私の住んでいる地域の行政もすでにSLに参入を果たしているが、最近は、取り引きのあるTN社もまたSL参入を発表した。まぁ、遅れてはならじ、という持ち前の業界リーディングカンパニーとしての危機感からの参入だろうが、その仮想社会を本当に必要とするには数年以上の時間を必要とすることだろう。 ![]() 「オープンソースの逆襲」 吉田智子 2007/09 出版文化社 単行本 263p No.806★★★★★ オープンソースの存在意義については、このブログでも何度か触れてきた。SL本ではないが、PC本コーナーに行ってこのような本があれば、ついつい手にとって読んでみたくなってしまう。この本であらためて知るようなことも少ないが、確実にこのような本が次々と生まれてきては、そのオープンソースの存在意義を主張し続けてくれることはありがたい。逆襲とまではいわないまでも、まもなくと言うべきか、もうすでにと言うべきか、winの一人劇場は終わっているのだ。まぁ、winはすでに裸の王様状態だな。 ![]() 「パソコン創世『第3の神話』」 ジョン・マーコフ /服部桂 2007/10 NTT出版 単行本 432p No.807★★★★☆ 「アップルやPARCより前に起きた、決して語られなかった神話が明らかになる。パーソナル・コンピュータの本当の原点はここにあった。」、「カウンターカルチャーが育んだ夢」というコピーだが、本当にそうだったのだろうか、とちょっと疑問になる。もちろん、一部にはそのような動きはあったのだろうし、今からそのように歴史を位置づけることも可能であるかもしれない。しかし、すでに40年近く経過した過去のことをあまりに美化するのもどうかなぁ、と思う。これではまるでカウンターカルチャーがパソコンを生み出すためにあったようなイメージさえ持ってしまう。 もしそのようなコピーをくっつけるなら、カウンターカルチャー全体を論じてほしい。そして、もっと俯瞰的な総括のうえに、これからの未来図もつけてほしいものだ。もちろん、このような捉え返しは賛成だし、論旨に反論はない。しかしひいきのひいき倒しにはなってほしくない。 つづく
Last updated
2009.02.10 21:43:40
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