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地球人スピリット・ジャーナル1.0

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2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


へ引越しました。

2007.12.30
XML
カテゴリ:OSHOmmp/gnu/agarta0.0.2

<1>よりつづく

「神秘の次元」 <2>
オショー・ラジニーシ /スワミ・パリトーショ 日本ヴォーグ社 単行本 365p 1992/04
★★★★★




 私は三つの理由で急いでいる。ひとつは、どんなにたくさんの時間を持っていても、常にそれでは足りなくなるものだからだ。何時でも、どれほどの時間とエネルギーがあっても、それでは足りなくなる---なぜなら仕事は海のように大きく、人が持っているエネルギーと時間は掌のくぼみ程度のものだからだ。たとえその人が、仏陀でありマハヴィーラであっても、クリシュナやキリストであっても、その努力は掌のくぼみ以上のものではあり得ない。ところが仕事の大きさは海のように広大だ。p274

 オレゴンのコミューンの生成過程などを見ていると、実際に同時代体験としてみていても、何故にそんな急ぐのだろう、と思わずにはいられなかった。もし、もっとゆっくり事が進行したら、コミューンはコミューンとしてエスタブリッシュしたのではなかっただろうか、とさえ思う。しかし、それこそ掌のくぼみのような、小さなコミューンを作ること自体は、Oshoの目的そのものに比較したら、あまりにも小さなプロジェクトだったのだろう。

 質に関して世界の知識が増加するその速さと、科学が大股に進歩しつつあるその速さに目を向ければ、実際、宗教は科学より幾分は前に進み、より以上の高速を達成しなければならない---なぜなら宗教が科学に遅れをとった時はいつでも、科学は大きな害をなすからだ。宗教は案内のために少こし前にいるべきだ。理想は常に少こしは前にでていなければならない、そうでなくてはその理想は無意味になるからだ。理想は常に達成されたものの前方にあり、それを超えたものであるべきだ。これこそがこの二つの根本的な違いだ。p275

 1970年にボンベイで語られたとするこの講話シリーズの中で、科学に対する「宗教」という言葉は、のちに使われるニュアンスとはすこし違った使われている可能性がある。ましてや、ヒンズー語で語られた(と思うのだが)講話が英語に訳され、さらに日本語に翻訳される過程で、やや言葉に複数のニュアンスが含まれていくのはやむを得ない。だが、上の文脈で語られる時、「宗教」という言葉に託したOshoの思いは十分わかる。

 いでいるもうひとつの理由は、現在が緊急時、危機の時代だということだ。例えば、人が病院に向かっている時は、その足どりは店屋に向かっている時よりは早い歩調となる。病院に向かう時の速さは緊急時の、あるいは危機の時の速さだ。現在、状況はほとんど何らかの宗教が創設され、強力で活力に溢れた一大運動を起こすことができなければ、全人類が絶滅するかも知れないほどの事態に到っている。p277

 さぁ、それは何らかの「宗教」が創設され、「一大運動」を起こすことができたのだろうか。宗教、意識、精神性、スピリチュアリティ、などさまざまな言葉で語られるが、それは、やはり科学や芸術を超えた何かを「宗教」にOshoが求めていたことは間違いない。20世紀最大の神秘家などと呼ばれることのあるOshoだが、科学者や芸術家ではなく、やはり宗教家、と呼ぶのが一番有り体に言って、わかりやすいのだろう。

 OSHOmmp/gnu0.0.2というカテゴリ名にagartaを加えるのは、単にこのブログの趣味であるが、Oshoの特性が、科学や芸術を超えた宗教性にある限り、そのニュアンスを込める意味では、今後このカテゴリは、正式にOSHOmmp/gnu/agarta0.0.2とすることにする。バージョンは、いずれだんだんとあがっていくことだろう。

 「OSHO/gnu0.0.2のための21冊」で108のエントリーを稼ぎながら、方向性をみつけようという当初の目論見は、ほとんど早々と達成されてしまった感じだ。もっともっとメルティングしてから、ガラガラポンしようと思っていたのだが、割と簡単に方向性は見えてきた。次のカテゴリでやろうとしていたヒュー・ミルンなどのアンチ本での検証や、神秘本によるさらなる神秘化が、このカテゴリの中で、前倒しで始まりそうな気配になってきた。






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Last updated  2007.12.31 03:42:00
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