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地球人スピリット・ジャーナル1.0

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2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


へ引越しました。

2008.06.22
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カテゴリ:スピノザ


「本を読む本」
モーティマー・J.アドラー /チャールズ・ヴァン・ドーレン 1997/10 講談社 文庫 265p
Vol.2 No.0143★★★★★

 週刊「東洋経済」最近号の特集「最強の『読書術』」の中で、公認会計士の勝間和代氏が紹介していた本。というか、氏が著書などでこの本を紹介して、時ならぬ8万部を超えるようなベストセラーになっているということで、逆にこちらの特集に招待されている、という形。

 さっそく目を通して、まず後半部を読んでしまってから、前半部を読むことになってしまったが、こんな読み方があってもいいだろう。読書を量的にこなしていけば、自然と身につくような内容が多く、また、このような技術が身についてこないと、量的に読書することはできない。

 私はこのブログでも、なんども書いているが、小説が苦手だ。だから、まずは、その辺からこの本を読んだ。まず、全体目を通してみること、真実か否かで判断するのではなく、好きか嫌いかで判断するのが小説だ、とか。登場人物がやたらと多い小説もあるが、通常の集まりの出会いと同じで、全部覚える必要なんてない。だんだんと主人公や重要人物の名前はわかる。などなど、あらためて指南されて、あ、やっぱりね、と思うことも多い。

 まずは、「好きになる」作家を探して、「読み始める」しかないな。ノンフィクションの場合は「真」か否かがテーマとなるが、小説の場合は「美」がテーマになるという。なるほど、最近の当ブログに登場してきた、強力な、越えるべきハードルとしてのテーマが、「美」です。

 いまたったひとり無人島に流されることになって、もっていきたい本を十冊選べと言われたら、いったい何を選ぶだろうか。これはひと昔に流行した一つのテストである。p253

 ふと、思いを巡らして、思いついたのが、松岡正剛の「千夜千冊」全8冊と、そのダイジェスト的な「ちょっと本気な千夜千冊虎の巻」、それに立花隆の「ぼくの血となり肉となった五〇〇冊そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊」で、全10冊。これさえあれば、無人島に行っても、今の私なら、十分暇つぶしはできるだろう、と最初は思った。

 しかし、それでは、あまりに安直過ぎるなぁ、と反省。大体において、今現在の私が無人島にいくわけがないし、この分厚い本を車輪付きのバックで引きずりながら無人島にいく、というのも、なんだかおかしい。むしろサバイバル技術の書いてある本を持っていって、火のおこし方とか、食べられる野草とか、星をみて方角や日時を知る方法なんてことが書いてある本も必要だな、と思った。

 でもやっぱり違う。むしろ、今、私が選ばなくてはならない10冊は、今の私の状況にふさわしい10冊になる必要があるのだ。「仮想化する社会」を読んでいて、気になる言葉があった。「ビジネスが溶ける」あるいは「ビジネスを固める」という言葉だ。これは著者であるソフィア総合研究所内の「方言」である可能性があるのだが、なかなかいい言葉であると思った。

 私もビジネス・パーソンのはしくれなので、その言葉自体も悪くはないのだが、当ブログは、もともとビジネス(だけの目的)でやっているわけではないので、ビジネスという言葉は相応しくない。かと言って、目的がないわけではない。そこで考えたのがワークという言葉。もともとグルジェフが使った言葉使いだが、わがOshoのところでも、この言葉づかいをした。

 つまりここで私なりに「ワークが溶ける」や「ワークを固める」という言葉をを編み出したらいかがだろうかと思った。ワークはほっとけば、自然に溶ける。努力するのは「固める」方向しかない。だから、もし、当ブログで新たなる「10冊シリーズ」を始めるとしたら、まずは「今、ワークを固める、この10冊」というのもなかなかいいなぁ、と思った。

 さぁ、そうなると、自分にとっての「ワーク」、当ブログにとっての「ワーク」とは、一体何か、というところから始めなくてはならない。大変そうだが、面白くもありそうだ。後日、このシリーズが始まるだろう。ということで、この「本を読む本」。素晴らしいインスピレーションを与えてくれた一冊だった。






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Last updated  2008.06.23 00:11:51
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