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2009年4月1日

地球人スピリット
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へ引越しました。

2008.07.03
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「トヨタはどうやってレクサスを創ったのか」"日本発世界へ"を実現したトヨタの組織能力
高木晴夫 2007/09 ダイヤモンド社 単行本 297p
Vol.2 No.0160★★☆☆☆

 
この本、いわゆるレクサス本の中では最新版であるのにもかかわらず、一段と提灯記事で埋められていて、最新のデータがまるで反映されていない。この本に書か
れているような内容は、すでに他の本がやりつくしてしまっている。新たにこの本に担わされた使命があるとしたら、販売不振のレクサスを、経営陣自らがテコ入れするために、外部作者を使って書かせて、自らのアイディンティティの再構築をしている、という雰囲気である。

 レクサス本を5冊まるまる続けて読んでみて、私は考えた。レクサスブランドだけでは、不足だ。トヨタには、もうひとつブランドが必要だ。ベンツが、Aクラスからマイバッハまで持っているように、BMWがミニからロールス・ロイスまで持っているように、あるいはVWが、ポロからベントレーまで持っているように、トヨタも、もうひとつ頭をひねる必要がある。

 トヨタはすでに、ダイハツを傘下に収めている。軽自動車は、燃料費高騰のおり、世界戦略車になりうる可能性だってある。よりダイハツとトヨタのイメージを強く結びつけるものがあってもいいだろう。そして、レクサスの上に、もうひとつなにかが必要なのだ。

 ほら、あったじゃないか、センチュリーというブランドが。永く天皇の乗る車はプリンス・ロイヤルということになっていた。プリンスが日産に吸収されてから、日産プリンス・ロイヤルという名前になったが、2005年以降、ついに開発費に経費がかかりすぎると判断した日産は、天皇の車をつくることを断念した。そして、それを継いだのが、センチュリー・ロイヤルだ。

 ただ、このセンチュリー、桁違いに安売りをしている。わずか1100万円程度あたりからスタートしているのだ。レクサスの最上級車レクサス LS600h Lでさえ、もっと高く1300万円以上する。トヨタは、このブランドを遊ばせすぎではないだろうか。

 センチュリーで、2ドアとか、オープンカーのロードスターなどを作って、5000万円程度の値付けをしてみたらどうだろうか。ここまでしないと、マイバッハやロールスロイス、ベントレーには対抗できない。可能であるなら、ロイヤルの名前を使ったっていいではないか。センチュリー・ロイヤル・ロードスターなんてのが、そこへんを走っていたら、絶対、受ける。

 そして、そのイメージを、ふたたびレクサス・ブランドにおろしてくる工夫をすればいい。ミラからセンチュリーロイヤルまでのラインナップの中でなら、レクサスブランドも、もっとのびのびと自らの生き場所を探すことができるのではないか。

 トヨタは、レクサスを立ち上げるためにやっきとなっていて、すこし視野狭窄に陥っている。







Last updated  2009.02.08 08:35:13
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