【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

地球人スピリット・ジャーナル1.0

地球人スピリット・ジャーナル1.0

Keyword Search

▼キーワード検索

Recent Posts

Calendar

Free Space

2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


へ引越しました。

2008.08.26
XML
カテゴリ:アンソロポロジー


「古伊万里」見る・買う・使う
白洲正子・中島誠之助・他  1993/05 講談社  全集・双書  127p 
Vol.2 No.0251 ★★★☆☆

 
5人の共著だが、講談社カルチャーブックスの企画本であり、カラー画像がふんだんに編集されている。白洲正子が巻頭言「伊万里と私」を書き、中島誠之助が、骨董屋からくさ店主として「プロ直伝お買得買物術」を書いている。

 「開運!なんでも鑑定団」のスタートが1994年4月、この本の出版は1993年5月と一年前のことであり、この段階では、1910年生まれの白洲に対して、1928年生まれの中島では、親子ほど違う年齢の差もあったのだろうが、世の中の認知度は、白洲のほうがはるかに格が上だったのかもしれない。

 80年代の日本の爛熟経済は、古美術ブームを巻き起こしたが、90年前後からバブル経済の崩壊にともないこのブームは沈静化し、落ち着きをとりもどしながらも、確実に成長を続けているようにも思われる。

 むつかしいことをいうようだが、要するに古くても新しくても、美しいものは美しく、醜いものは醜い。ただ、それだけのことで、ほかに私の言いたいことはないのである。p4 白洲正子

 たいていの人は、ここでふところ勘定をする。「一個なら買えるけど、お金がないから揃いは無理だわ」というあれだ。まずはそれが間違いの第一歩、こと骨董、いや趣味に関しては、計算は二の次で、まずはそれが欲しいか欲しくないか、必要か必要でないかの問題となる。p85 中島誠之助

 こうしてみてみると、二人とも、すでに「お決まり」の定番ポーズが確定しているようであり、やっぱりどちらも「商売人」だな、と思う。白洲はすでに故人となり、どんな美しいものでもあの世には持っていけなかったし、中島はすでに「からくさ」を閉じて古美術商はやめている。

 「見る・買う・使う」などと挑発されはするが、所詮私などは「開運・なんでも鑑定団」をみながら、人の失敗を笑っているのが似合っているようだ。そこそこの知識と、良い趣味を持ちたいとは思うが、限度というものがある。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.08.26 07:02:54
コメント(0) | コメントを書く
[アンソロポロジー] カテゴリの最新記事


PR

Freepage List

Profile

Bhavesh

Bhavesh

Archives

2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09
2023.08
2023.07

Category

Comments

BHavesh@ Re[1]:アガルタの凱旋(12/15) subaru2012さんへ ああ、久しぶりにこの…
subaru2012@ Re:アガルタの凱旋(12/15) Miles Davis / Agharta 1 <small> <a hre…
Bhavesh@ Re:禅と戦争 禅仏教は戦争に協力したか(11/16) 現在、日曜早朝座禅会に参加している禅寺…
Bhavesh@ Re:セックスから超意識へ<1>(11/13) Oshoの記念碑的1968年のレクチャー。当時…
把不住y@ Re:編集雑記(07/25) 新ブログはここです。 <small> <a href="…
Bhavesh@ Re:グルジェフ・ワーク 生涯と思想(01/12) 武邑光裕、の名前を検索していて我が読書…
abhi@ Re:編集雑記(07/25) お疲れ様。 新ブログ立ち上げたら教えてく…
Bhavesh@ Re:極秘捜査 警察・自衛隊の「対オウム事件ファイル」(03/03) 私は、最近になって 、そう2015年頃になっ…
Bhavesh@ Re:オウムからの帰還(03/01) この記事は我ながら、切れ味が悪い。大嫌…

© Rakuten Group, Inc.