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カテゴリ:環境心理学
初読より続く 初読時に「わがブログの新書本マンダラ百冊以上の中にあって、まさに異色な光を周囲にまき散らしながらも、なお中心にも位置しようか、というのがこの本である」とメモしておいたが、今回の二読目においても、その思いはますます募るばかりだ。初読時はまだ100冊ほどしか読んでいなかったが、今回はすでに、1300冊以上に目を通した段階での感想である。 この本が、初刊は新書本であったが、今回はより定番化して、「チベット密教のマンダラ世界」が増補され、文庫本となっている。前回手当たりしだい読んだ中の本であったが、今回は、狙いを定めての一冊である。「裸形のチベット」といい、本書といい、FreeTibetムーブメントの最中にあって、まさに時期を得た出版であると感じる。 今回読んでみて、とくに思ったのは、まだ全部読み切っているわけではないが、 「さらに深くチベットの歴史を知るための読書案内」を読みすすめていたがゆえに、より理解が深まった、ということ。ツォンカパなどについても詳細に記述してあるので、非常に助かった。この本を手掛かりに、ツォンカパを読みなおす機会がくるかもしれない。稀少本と思われるツォンカパの一連の本も、そのありかがすこしづつ分かってきた。 ツォンカパの中心に位置するのは、「 吉祥秘密集会成就法清浄瑜伽次第」。初読時にはあまりに圧倒されたので、その時のエントリーのタイトルにしておいた。ところがこの本、なかなか手に入らない。まったく不可能ということではないが、わが蔵書にないのは勿論のこと、最寄の図書館にも、地域の図書館ネットワークでも、近くの私大の図書館にも、国立大の図書館にもない。 全国の大学ネットワークのなかではなんとか見つけることができるが、私が閲覧する方法は今のところない。ネットオークションも幸運がめぐってくれば入手可能かもしれないが、最初の値段より数倍高いものになっているようだ。まぁ、このような本は、ふさわしい時にふさわしい出会いがあるであろう。 この本の巻末には「より深く『チベット密教』を知るための読書案内」がついている。上の、「より深く『チベットの歴史』を知るための読書案内」とかなりの部分がだぶっているが、「密教とは何か? を知るために」の部分や「マンダラをさらに深く知るために」の部分が強力に増補されている。
Last updated
2008.10.21 11:59:52
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