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テーマ:心の病(7505)
カテゴリ:環境心理学
「がんばれ!」と言われてみたり、「くたばれ!」と言われたり、仏教もなかなか忙しい。今度は、「好き!」と来た。もっとも、河合隼雄 /中沢新一、という当代でも相当に口の悪そうな二人に「好き!」と言い寄られても、そのまま言葉通りに受け取ってはならない。この二人の対談は、「ブッダの夢」というものがあるが、今回もまた「週刊朝日別冊小説トリッパー」に連載(2001冬~2003春)されたものの合本=単行本化である。 中沢--- (中略)ナーガールジュナもインド人の全哲学者を向こうに回して闘った人なんですよ。それで「ナーガールジュナ」と聞いただけでも怒り出すような人もいて、どうもその弟子のアーリヤデーヴァは暗殺されたみたいです。 最初の掴みでうまく掴まれれば、中沢ワールドもそうとうに面白いが、そこがはずれると、つっこみどころ満載の隙だらけの世界が現出してしまう。まともな批判にも真正面から答えようとはしない人だが、それでもやっぱり面白いことは面白い。 中沢---(中略)あらゆるものを「否定」していく精神の運動と、それから親鸞のような大肯定の精神は背中合わせです。何しろ「大日経」では、大日如来ご自身がしゃべり出すわけですから。 当ブログにおけるこの「環境心理学」カテゴリは、この書き込みをもって108に達する。もともとは環境心理学シンポジウムの後追いのつもりで作ったカテゴリであったが、はやばやと失速した。そのあと、ほかのカテゴリに収まりきれない書き込みの逃げ場となっていて、最近はチベット密教のやや外向きエネルギーの受け皿となってきたが、今回、この書き込みを持って終了とする。 最後の一冊となることは、この本にとってもふさわしいところがあるのではないか。ここで語られているウィトゲンシュタインや大日如来については、次なる「インテグラル」や「アバター多火手」でつないでいくことにする。 河合---マトリックスはまさに曼荼羅です。「腿蔵界曼荼羅」、英語にしたら「マトリックス」。 この辺のテーマは、後段にゆずる。 河合---曼荼羅に胎蔵界と金剛界があるでしょう。あれはどう考えたらいいですか。 すこしづつこれらのテーマにつないでいく準備をしているところ。 河合---そのように考えると空海は偉大ですね。 この辺、日本人としてなら理解しやすいが、チベット密教を学んでいくなかでは、かなり注意を要するところ。 河合---ノーベル賞に対抗して「空海賞」か何かをつくらないといけない。 河合隼雄は小泉政権のもと、2002年1月より5年間に渡って、文化庁長官を務め、2007/07に亡くなった。享年79歳。合掌。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.23 18:38:34
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