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カテゴリ:mandala-integral
「黄金の華の秘密」 <2> 同じタイトルのOshoの本を読みながら、ちらちらめくってみた。そもそも、この本を読み始めたのは、、正木晃 「マンダラとは何か」の「ユングのマンダラ論について」リストの中にこの本が入っていたからだが、他の読書の関係で、ユング関係はなかなか進んでいない。 この書は中国のある秘教的サークルに由来するものである。それは長い間口伝で伝えられ、その後、書写の形で伝えられてきた。はじめて印刷に付されたのは、清の乾隆帝の時代(18世紀)である。最後に本訳書の底本は、1920年(民国10年)に「慧命経」と合本の形で、新しく一千部北京で発行されたものである。筆者の考えでは、この版は、そこで論じられている問題を理解できる小さなグループの人たちの間にだけ頒布されたものと思われる。ともかく私は、こういう風にして世に出た本書を一部手に入れることができたのである。この小冊子が新しく印刷に付され流布するようになったのは、最近の中国における政治的経済的危機の状況によって、宗教的潮流が新しく目醒めてきたところに理由がある。p124リヒアルト・ヴィルヘルム「太乙金華宗旨の由来と内容」 この形は、「チベットの死者の書」がウォルター・エヴァンス=ヴェンツによって、インドで「発見」したのと、同じようなストーリーを持っている。いかにも西洋人好みの、イントロだが、こういうステロタイプで東洋が語られる時代は、とうに終わったというべきだろう。現代は、これだけ、交通も、流通も発達し、情報もインターネットが高度に発達した時代である。お互いがエキゾチシズムでにらみ合う時代ではない。 西も東も、右も左も、北も南も、わが事として、まるまんま俯瞰できる時代にある。この経典が秘密にされてきた経緯にはそれなりの理由があるのであろうし、それを読み説くには、それなりの準備なり鍵が必要となるようだ。許されないものであるならば、あえて無理して読み解く必要もなかろう。もし読み解かれる必要があるなら、自然と、花が自ら咲開くように、その芳香を漂わせてくれるに違いない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.11.27 13:32:58
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