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カテゴリ:agarta-david
「エニアグラム進化論」グルジエフを超えて 著者は、性格判断のような使われ方をしているエニアグラムを、激しく糾弾し嫌っている。実情はよく知らないが、だとするならば、私もまた著者に同意するものである。著者はまた、グルジェフではなくて、日本語表記をグルジエフとすることを提案している。グル--ジェフの二音節ではなく、グル--ジ--エフという三音節が正しい発音だから、ということである。このことについても、私は大きくこだわるつもりはないが、ことがことだけに、著者の言には耳を傾けておく必要がある。 グルジエフのエニアグラムはさまざまな理解や曲解のされかたをして今日に至っているようであるが、どれが正解というものでもない状況が続いているようだ。三の法則、七の法則。その組み合わせだ。 Oshoのワークを、ダイナミック瞑想の5つのステージに譬えてみることもできるが、エニアグラムで解釈できないこともない。エニアグラムは9つの段階のうち、3--6--9が抜けて、6つの数字で一音階、つまり、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド、を構成している。そして、ミ→ファ、のところと、シ→ドのところにショックを与える必要があるという。つまり半音だけあがる部分である。 ドをボンベイ時代までとし、レをプーナ1とする、ミをオレゴン時代として、ここからファに上るとき、1985年の「ショック」を与える必要があった。ソはワールドツアー時代であり、ラはプーナ2の時代だ。そして、そこでOshoが肉体を離れるという二つ目の「ショック」を与えることでシとなり、やがて、あたらしいオクターブとしてのドとなる。これで円環が完成するのである。 この時の3--6--9の三角形を形成するのは、当然、ブッダム、ダンマム、サンガムのトリニティである。この三の法則に、永遠の力を与えているのが、上のオクターブの七の法則だ。新しいドで、サニヤシン達のあたらしい旅が始まったのだった。 Oshoは初期的に、このエニアグラムに強く影響を受けたと見られるマークを使っていた。逆三角形は母体を表し、9角形は、胎児が母体にいる9か月を意味していると、説明していた。
さて、この本においても、1980年に工作舎から出版されたウスペンスキーの「超宇宙論」は「私のみるところ、これは改竄といっていいほどの杜撰な訳であった」p83とまで酷評されている。当ブログに登場した1500冊以上の本の中で、あちこちからこれだけ悪評を買っているのは、この本が唯一と言ってもいいくらいだ。翻訳者に同情したくなるが、ここはグッとこらえよう。もっともこの本は、2002年に「新しい宇宙像」上下巻としてコスモス・ライブラリーから、新訳が発行されている。当ブログではまだ読み込んでいない。 20世紀の神秘思想家のなかには多くの読者や信奉者をもつクリシュナムルティ、ラジニーシ、ルドルフ・シュタイナーなどがおり、こうした巨人の著書もかなりの数にのぼる。が、その大部分は自著または講話を集めたものだ。弟子または師を親しく知っていた人の書いたものはあまりない。p83 と、いきなりラジニーシという名前が飛び出してきたので、背筋を伸ばした(笑)。なにはともあれ、日本人のオリジナルな研究は貴重である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.10 23:01:21
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