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2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


へ引越しました。

2009.01.11
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カテゴリ:agarta-david

「生きる糧の言葉」―人生のみちしるべに
カリール ジブラーン・ 岩男 寿美子 1985/06 三笠書房174ページ
Vol.2 No.511 ★★★★☆

 当ブログも最後の「21th Category」を一歩手前にして、同時進行中の3つのカテゴリを終わらせようとしているところだ。残り10冊になったところで、ふと、手の動きは遅くなる。

 ブログをいったん終わらせて、沈黙に戻ろうとすることは、ひとつの疑似なる死の体験だ。そのために108つのエントリーを残している。しかし、その前のこれら3つのカテゴリを終了することもまた、ひとつの死の体験と言えないこともない。ましてや、3つ同時に進行している限り、思いはあちこちに飛散する。

 ざっと身の回りを見渡せば、数十冊の本が散乱し、エクセルで作った「読むべき本リスト」には数百冊がまだ未読のまま残っている。図書館にリクエストしたままた未着になっている本もあるし、あれやこれやで「再読」したい本もある。買ったまままだ読みきれていない本だって何冊もある。

 いつもの進行なら、手当たり次第に読み込んでいけばいいのだが、はてさて、各エントリーの残りが3~4冊ということになると、本選びにかなり慎重になっている自分に気づく。残り数冊ということは、最後の一冊をどれにするか、という選択でもある。はてさて、そのカテゴリをその本一冊に託して終了してしまっていいのか。あるいは、その一冊にすべての思いを託すとしても、現在ある地平から、二冊を経て、その最後のランナーにタスキを渡すには、どのようなペース配分によるべきか。

 しかも、その三チームは、タスキを受け渡しながら、最後は同時ゴールインという出来レースにしなければいけないのだ。いや、別に「しなければいけない」ということでもないのだが、まずはそのようなドラマツルギーで行こうじゃないか、と決めてきた。

 しかし、ここにきて、これらの一切の作戦は、次第にほころび始め、破綻が見え始めつつある。破綻とは言っても、それはマイナス方向にではなく、プラスな方向にだ。下手な計らいが役に立たなくなってきているということだ。それだけに、よりせっぱつまった真実性が出てきたようだ。

 どの本を残り三冊として読みこむのか。当然、このカテゴリの中で終わらせてしまいたいテーマもある。それらはなんとかここで処理してしまいたい。あるいは、図書館から借りてきた本は返却期日が迫っていることでもあるし、優先的に読むべきだろう、などと逡巡のタネに切りはない。

 ここにきて、どうも議論的な論争的な本は、ちょっとついていけない感じがする。イガラッぽい気分でそのカテゴリを終わるのは、いかがなものか。できれば、おだやかに、デクレッシェンドしたい。夕暮れが夕闇にまぎれていくように、フェードアウトしたい。

 一旦はそう決意し、そのような本選びをする。しかし、まてよ、それじゃぁ、このテーマはどうする。「つづく」としてきたあの本は、どこで読む。もう読まないと決めた本をまた引っ張り返したりするのも、どうなのか。そういえば、あの新刊も気になる。この著者なら、この本はぜひつけ加えておかなくてはならない。

 逡巡には限りがない。

 そして、しずかに時間は過ぎていく。

 

 すでに夕方になっていた。
 女占い師のアルミトラは言った。この日の、この場所、思いでを語ったあなたの精神(こころ)に祝福のあらんことを。
 アルムスタファは答えて言った。語ったのは果たして私だったのか。
 私も聞き手ではなかったのか。

 新しい一日は、前の日と違ったところから始まる

 それから彼は神殿の石段を下りた。ひとびとはみなその後に従った。彼は迎えの船に乗り込み、甲板に立った。
 それからひとびとの方を向き、声高く言った。
 オルファリースのひとびとよ。風が私に船出を命じている。
 私は風ほど急いではいないけれども、私は行かねばならない。
 私たちさすらい人は、いつも孤独な道を探し求め、新しい一日は、前の日とは違ったところで始まる。日の出を前の日と同じところでみることはない。
 大地が眠っている間も、私たちは旅を続ける。
 私たちは強い植物の種子(たね)、心が熟し満ち足りた時、風にのり、まき散らされる。
 

 あなたがたと共に過ごした日々は短く、あなたがたに語った言葉はさらに短い。
 私の声があなたがたの耳のなかで消え、私の愛があなたがたの記憶のなかでうすれたら、私は再びおとずれよう。
 そして、いっそう神の教えにかなった、豊かな心と言葉で、語りかけよう。
 そうだ。私は潮に乗って戻ってこよう。
 死が私を隠し、もっと大きな静けさが私を包んでも、私は、再びあなたがたの理解を求めよう。
 私の望みは、必ず報われよう。
 もし私の語ったことに真理があるなら、もっとはっきりした声と、あなたの考えにさらに近い言葉で、それを明らかにしよう。

 オルファリーズのひとびとよ。私は風と共に去っていく、だが、なすところなく行ってしまうのではない。
 今日の日が、あなたの求めを満たさず、私の愛をかなえないなら、別の日を約束しよう。
 ひとの求めは変化するが、愛と、愛で求めを満たそうとするねがいは変わらない。
 それだからこそ知りなさい。私が、もっと大きな沈黙の世界から戻ってくることを。
 野に露を残し、明け方消える霧は、立ち昇って雲となり、やがて雨となって降り注ぐ。
 私は、その霧のよう。
 夜の静寂(しじま)に、私はあなたがたの町を歩み、私の精神(こころ)はあなたがたの家に入った。
 あなたがたの胸の鼓動は私の胸に伝わり、あなたがたの吐く息は私の顔にかかり、私はあなたがたすべてを知っていた。
 ああ、私はあなたがたの喜びも、苦しみも、知っていた。あなたがたが眠っている時、その夢は私の夢だった。
 湖が山の中にあるように、ときには、私はあながたのなかにいた。
 私は、あなたがたの頂(いただき)と曲がりくねった斜面ををの水面に映し、あなたがたの考えと望みがうかんでは消えるのも映し出した。
 子どもたちの笑い声はせせらぎとなり、若者たちの憧れのは川となって、物言わぬ私のもとへ流れこんだ。
 せせらぎや川は、私の心の深みにとどいても、歌うのをやめなかった。・・・・・・・

p146







Last updated  2009.01.12 12:29:37
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