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2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


へ引越しました。

2009.01.12
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カテゴリ:osho@spiritual.earth

<28>よりつづく

「私が愛した本」 <29> OSHO

 維摩経

 4番目。4番目の名前を口に出す前に、私は存在に対して途方もない感謝を感じている・・・・。これから私が話そうとしている人は、数を超えてしまった人、ヴィマルキルティ(維摩)だ。その本の書名は「ニルデッシュ・スートラ(維摩経)」だ。私たちの仲間のヴィマルキルティが唯一のヴィマルキルティではない。実際は、これからお前たちに話そうとしているこのヴィマルキルティにちなんで私は彼にこの名を付けた。この人の言明(ことば)は「ヴィマルキルティ・ニルディッシュ・スートラ」と呼ばれている。「ニルデッシュ・スートラ」とは、「指針」ということだ。

 ヴィマルキルティは、最も驚嘆すべき人のひとりだった。仏陀でさえ、この人には嫉妬したであろう。彼は仏陀の弟子だったが、一度も正式に弟子になったことはなかった。彼は、表面上は一度も仏陀の得度を受けていない。しかも彼は、仏陀の弟子がひとり残らず恐がっていたほどに、恐るべき人間だった。みんなは彼が仏陀の弟子になることを望まなかった。ただ道で出会ったり、挨拶を交わしたりするだけで、維摩は何か人の度肝を抜くようなことを言うのだ。ショックを与えるのが彼の方便だった。グルジェフなら彼のことを大好きになっただろう。あるいはもしかしたら、グルジェフさえ度肝を抜かれたかも知れない。この人は本当に恐ろしい。ほんものの男だった。

 ヴィマルキルティが病気になり、仏陀がシャーリプトラ(舎利弗)に、老人を見舞って様子をきいて来るように頼んだという。シャーリプトラは言った。「これまで御意志に背いたことはないのですが、今回はそうさせていただきます。あの人は本当に恐ろしい。たとえ臨終の床にあっても、あの人は私に面倒を起こすでしょう。私は行きたくありません」

 仏陀がみんなに尋ねると、ひとりマンジュシュリ(文珠)を除いて、誰も行こうとしなかった。この人は仏陀の弟子の中で最初に光明を得ることになる。彼は出かけた。そうしてこの本が生まれた。この本は対話だ。私たちのヴィマルキルティはこの人にちなんで名付けられた。その最初のヴィマルキルティが死の床に伏せっていた。そこでマンジュシュリが彼に質問している。あるいはむしろ、この人の質問に答えている。こうして「ヴィマルキルティ・ニルデッシュ・スートラ(維摩経)」は生まれた。本当に偉大な本だ。

 この本がどの宗教にも属さないため、気にする者は誰もいないようだ。これは仏教徒の本ですらない。彼が仏陀の正式な弟子だったことがないからだ。人はあまりにも形式に敬意をはらい、その精神を忘れる。私はこの本を、真の探究者すべてにすすめる。読む者はここに、ダイヤモンドの鉱山を見つけるだろう。 OSHO p143

<30>につづく 







Last updated  2009.01.17 11:41:57
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