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カテゴリ:バック・ヤード
「Automobile Quarterly」 Volume XXIV、Number4 1986 そもそもの始まりはSNSのトピックスへの過剰反応だった。なぜに私はあれだけ反応したのだろう。Oshoの「90台(?)のロールスロイスの行方」? 私自身が大変興味を持っていたに違いない。表だって語られれることがなかったテーマだが、手元の雑誌やネット上の情報を追っかけていただけでも、結構な追跡ができたのだった。結局私はロールスロイスのプラモデルをヤフオクで落札して一台作った程度で熱が冷めたが、手元に何冊かの本が残った。 そもそもカテゴリの「スピリット・オブ・エクスタシー」はロールス・ロイスのボディに飾ってあるマスコットのニックネーム。実に意味深い愛称だ。Oshoのロールスロイス93台のうち何台かがペインティングされて、その中に一竹辻が花のにインスパイアされたデザインがある。その写真がアメリカの車雑誌に記録されている。それをぜひ見たくて、出版元から直接取り寄せた。
「Opulence」 一竹辻が花 「オピュレンス」とは豊かさということ。幻の日本古来の染色が現代によみがえった。国内でさえ評価が定まらかったその芸術的価値だが、80年代の中盤には、この本によって欧米で一気に評価された。この美にインスパイアされて、Oshoのロールスロイス「着物カー」ができた。豊かさと豊かさ、まさにエピキュリアンの極地である。 久保田一竹美術館は山梨県にある。その構造は巨木によるピラミッド型だ。この本、4人のカメラマンの中に篠山紀信の名前が見える。いつも見慣れているお茶のおけいこで見るような着物でもなければ、 白洲正子が愛でるようなキモノでもない。もうそのへんを飛びぬけたKIMONOだ。身をまとうものというより、ひとつの芸術品となった。しかもインターナショナル。
久保田一竹名品集 「一竹辻が花」 「太陽」臨時増刊 1982/03 探してみれば結構ある。いや、探さないでも、すでに一竹辻が花は有名だ。沢山の作品集があり、ひとつひとつの作品の写真画像には圧倒される。これはぜひチャンスをとらえて現物を見てみるしかない。このような作品に触れていると、いつのまにか委縮したり、モノトーンになってしまっている、おのが感性の衰えに気づく。 まさに物質的な豊かさと精神的な豊かさの融合。そのようなものが人間の未来像であるはずだ。こと染色や視覚的なものに限ったことではない。すべてにおいて、人生が贈ってくれている豊かさを、可能な限りの方向に向けて味わうことが大切だ。なにはともあれ、ページを開くとハッと息をのみこむような美しさがある。言葉が失われる。時間がとまる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.19 16:57:17
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