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テーマ:日々自然観察(9867)
カテゴリ:バック・ヤード
この本、読んでいて、決して快適な本ではない。私たちの地球の危機的状況が語られ、その責任が、私たちひとりひとりにあることが明かされる。解決策がないわけではない。しかし、それを誰か他の人に頼んだり、押しつけていればよい、というものではない。自分自身の生き方を見直し、隣人たちや、地球の裏側の人たちとも手を取り合っていかなければならないことが、繰り返し語られる。 1、どんな未来を望むのか? 2、”グローバルな変動”とは何か? 3、状況は本当に劇的なのか。私たちにはまだ行動を起こす時間があるのか? 4、環境変化の原動力は何か? 5、なぜ先進国は資源消費を今、減らさなければならないか? 6、「資源消費を減らすのに、技術革新をしていく」だけで十分か? 7、現在の生活水準を保つために、さらなる経済成長が必要だろうか? 8、持続可能な開発とは何か? 9、持続可能な開発を実現するのは政治家の仕事ではないのか? 10、私たちには何ができるだろうか? 「はじめに」抜粋 p16 1~7くらいまでについてはすでに答えはでている。問題は8、9、10、だろう。9にも実は答えはでている。もっとも大事なテーマはやはり10だろう。しかし、10だけを取り出して議論してもみても、それこそ異論百出でまとまりとしては、なにもでてこない可能性さえある。ここは、ひとつ、最初の最初に戻って、1、どんな未来を望むのか?、から再スタートすべきなのだろう。 1、どんな未来を望むのか? 10、私たちに何ができるだろうか? あまりに大きなものを、この小さな本のなかに全て求めてはいけないが、当ブログとしては、もう少し、スピリチュアリティについても、大きく触れるべきだと思う。 ヒマラヤの麓にある人口63万5000人の国、ブータンでは、生活の質と向上という目標を公式の重要な役割としている。前王のジグミ・シンゲ・ワンチュクは”国内総幸福”が国内総生産よりも大切であると明言している。”国内総幸福”こそが中心的指針であり、ブータンの計画と開発にける上位の概念であるという。この概念の内容の多くは、古来から伝わるブータンの文化的遺産と仏教の宗教的伝統に基づいている。チベット仏教の最高聖職者であるダライ・ラマが常に簡潔かつ意味深長に強調しているのも、「すべての人が幸せになり、苦しみから逃れたいとの願っている」ということである。キリスト教において隣人愛や神の想像物の保護などが中心的な役割を担っているのと同様に、あらゆる苦しみの克服と幸福への努力こそが仏教の教義の核なのだ。p178 現在、この地球には、ブータンの人口の10000倍の人口が住んでいる。単に、ブータンのような国が10000個集まれば、地球の総幸福度が高まるとは決して言えないだろう。10000個の地域は、10000個なりの自らの総幸福を問えばいい。”地球総幸福度”が高まる中で、自らの地域を考え行動すれば、この本が提起している問題の解決には一歩近づくことになる。 そして、やっぱり、最後の最後は、ひとりひとりが、自らの中を見つめることが大切なのだ。地球人スピリットはいかにあるべきか、そこを問い続け、瞑想のエネルギーを集中していく必要がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.25 14:35:24
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