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2009年4月1日

地球人スピリット
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2009.02.25
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テーマ:ニュース(75396)
カテゴリ:バック・ヤード


「オバマ」YES WE CAN!
ロバ-タ・エドワ-ズ /ケン・コ-ル 2009/01 岩崎書店 単行本 78p
Vol.2 No.531

 ちょっと早すぎる伝記、サクセスストーリーという感じがしないわけでもない。このようなカラー写真とカラーイラストが満載で、しかも全文ルビまで振ってあるアメリカ大統領の本など、ブッシュやクリントンの時もでたのだろうか。なんとも人気のある大統領が登場したものだ。これから4年間、どのような理想を描いて世界をリードしていくことになるのだろう。

 日本時間の本日の昼にかけて、オバマ新大統領が就任後初めて連邦議会上下両院合同本会議で演説を行なった。世界的経済危機のこの時期にスタートする政権は、誰であっても容易ではない。不備もあるだろうし、反論も続出することだろう。あの演説を聞いていて、彼がまず、エネルギー、保険、教育、を三大課題に据えると発言したことに、共感する米国民は多いに違いない。

 エネルギー問題は化石燃料依存からの脱却であり、容易に原子力依存へスライドしていくのではなく、もっと広範な自然エネルギーの開発に力が入れられることに期待する。日本にもこの技術は蓄積されているが、眠ってしまっているものも多くある。テクノロジーは十分に開発され活かされてこそ意味がある。

 保険の問題は、ヒラリーも手掛けてきた問題だが、日米ではやや状況が異なるだろう。日本においては、一般的な医療保険は、社会保険や健康保険で、決して安くなく、国民皆保険体制としては完全ではないまでも、アメリカ国民がさらされている状況よりは良いと言える。

 日本の識字率や高学歴率もアメリカよりも上だろう。オバマは、国民がついている4分の3は高卒以上の学歴を必要としているが、高校を卒業していない人もかなりの数になり、大学に入学しても卒業する人は半分だ、と嘆いた。そして、その状況を改善するために、資金を投入すると言明した。

 翻って考えてみると、今アメリカがオバマといっしょに立ち向かおうとしている問題は、日本ではかなりの確率で達成されていることではないだろうか。日本は世界に誇れる国なのかどうかわからないが、少なくとも、オバマの政策に反対ではないものの、日本人としてはあれ?と、ちょっと拍子抜けするような問題でもある。

 もしオバマ・アメリカが持っていて、現在の日本が持っていないものとは何か、と問うなら、それは、夢ではないだろうか。理想や、それぞれが良かれと思う目標に向って、「YES WE CAN!」と手を挙げること。人間として最も基本的なことが、オバマは多くの人々の支持の中でできていて、困難な課題に立ち向かおうとしている。この基本的なことが、今、日本ではなかなかできない。

 YES WE CAN! オバマはその生い立ちの中で、自らの存在を、「私は誰か」を、問い続けた。そして弁護士となった彼が選びとった道は政治の道で、そして、共和党もなく民主党もなく、性別、肌の色、年齢、信条や宗教を超えたところでの融合を訴える。

 渡米した麻生首相が演説直前のオバマと一時間ほど対談して、どんなことが語られたのであろうか。出るタイミングや手続きがもっと正当性をもったものだったら、麻生という人も、多くの人々に向って夢を語れる人であったかも知れない。しかし、今彼が、オバマのような夢や理想を語れないのはなぜなのだろうか。

 いや、ここでグダグダと政治家論議を繰り返すのはやめよう。リーダーが誰であろうと、理想や夢を追い続けるのは、私たちひとりひとりの権利であり、責任だ。何に夢を託し、何を理想とするかは、人それぞれだが、笑顔で、みんなと、幸せになりたい、と思うのは、世界中共通しているのではないだろうか。泣いたり、割れた卵のようになってしまうことは、避けたい。避けなけばならない。その立場にならないようにしながら、現在その立場にある人々に手を差し伸べることを忘れてはならない。

 YES WE CAN! オバマの笑顔の表紙を見ながら、私もそっと言ってみる。 







Last updated  2009.02.25 14:31:29
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