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2009年4月1日

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2009.03.03
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カテゴリ:バック・ヤード

<第1期>ラスト10冊目

「オバマ大統領」 ブラック・ケネディになれるのか
村田晃嗣 /渡辺靖 2009/01 文藝春秋 新書 168p
Vol.2 No.537  ★★☆☆☆ ★★★★★ ★★★★☆

 日本の政治はホトホト混迷を極めている。わずかなチャンスをもお互いにつぶし合っていて、どうも息たえだえの状況ばかりが連続している。苦情を言い始めたらキリがないのでほどほどにしておくが、それにしても、なんとかならんのか、とイライラしてくる。

 当ブログ、すでに第1期の定量まで残すところあと10冊のみとなった。いよいよカウントダウンとなると、あれもこれもといろいろ読みたい本がでてきて、とても10冊には収まらない。あれとこれを関連付ければ、こうなるのではないか、などと考えていると、さらにリストは増殖を続けてしまう。

 ここは、諦めが肝腎。もともとこの「バックヤード」カテゴリはおまけのカテゴリであって、本来、前のカテゴリで終わりになるはずだったのだ。ここはさっさと切り上げてしまおう。人間、いつかはこの世にお別れをしなければならない。世の中は卒業式の真っ最中。当ブログも春に向けて、一度卒業しなければならないステージがありそうだ。

 オバマ大統領についての本はたくさんでているが、図書館にリクエストしても自分の番までくるまで時間がかかりそうだ。しかし、この時期、オバマについての情報はたくさん流れており、必ずしも本にたよる必要はない。ましてや、オバマが大統領になったのは、スタート地点なのであって、決してゴールではない。本当の真価が問われるのはこれからだ。

 オバマはブラック・ケネディにになれるのか、ブラック・カーターに終わってしまうのか。少なくとも4年間はオバマがリーダーになる。課せられた問題は限りなく重い。その中にあっても、オバマのカリスマはまだまだ輝いており、どこまで仕事をやりとおすことができるのか、世界中が注目している。

 オバマの新鮮さは、ちょっと間違えば非力さに通じる。共感を求める分かりやすい政治ではあるが、理想を掲げつつ、どこかで早めに妥協を求めてしまう政治スタイルではないか、とも危惧される。この本は、ふたりのアメリカ研究者が、総合雑誌の企画のような形で対談をしている。その解説に特段の新しいものを感じることはないが、オバマはこのような一見クールな人々でさえ、涙ぐんでしまうような感動を呼ぶ名演説家であることを証言している。

 新しい時代には新しい人間が生きていく、というのは当然のことだ。オバマに期待するところは限りなく多いが、誰か突出した政治家にすべてを託すというスタイルは避けなければならない。広く多くの一般の人々が参加していくことが大切なのであり、無関心層を生み出すような構造であってはならない。

 それにしても、日本の政治状況は、惨憺たるものだ。こちらも涙がでる。オバマに対する共感の涙と、まったく反対の意味においての涙だが・・・・・。

 1998年、クリントン大統領が日本を素通りして中国を訪問し、「ジャパン・パッシング」だと騒がれた時がありました。
 当時の政府高官によると、こうした空気はあらゆる分野に蔓延し、NSC(国家安全保障会議)でもチベットを扱った映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」(ブラッド・ビッド主演。ジャン・ジャック=アノー監督)が中国に関する国内世論にどういう影響を与えるかで45分間議論したのに対し、日本に関しての議論は5分で済んだそうです。
p121

 米中をめぐる最大の争点が、同じ「T」でも、「台湾(Taiwan)」から「チベット(Tibet)」に変わるかもしれません。
 リベラル派のオバマ政権になっただけでなく、民主党が多数派を占める下院のナンシー・ペロシ議長はバリバリの人権派ですから、チベットに代表される中国の人権問題がさらにクローズ・アップされるでしょう。
p149

 う~む、政治は必要なものではあるが、政治の話をしていて憂鬱になるというのは、やはり幸せなことではない。オバマは新しい政治を切り開くだろうか。

Om Mani Padme Hum







Last updated  2009.03.04 10:06:54
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