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2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


へ引越しました。

全108件 (108件中 41-50件目)

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バック・ヤード

2009.02.08
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カテゴリ:バック・ヤード

「driver」 2009 march 3-5
八重洲出版
Vol.2 No.526★★★★☆


新型インサイト 

衝撃の低価格で新登場!


mainimage.jpg


 数日前についにホンダのハイブリット車の新型インサイトが発売された。高級化を志向するトヨタのハイブリッド車のプリウスのモデルチェンジを5月に控えて、ホンダはついに189万円という価格を達成。世界恐慌の足音が高鳴る中、各評論家は、これは売れると絶賛。我が家でも中古車の車検が終わったばかりなので、あと二年はないが、もし台替えするなら、まずは候補車の筆頭にあがるだろうと、大注目。
 
 つまりは大衆車フィットの足まわりに、初代インサイトやシビック・ハイブリッドに載せていたエンジンを据え、現行プリウス似のボディをややコンパクト化して載せたモデルというわけだ。市場にでて一般ユーザーにどのように評価されるのか、それを見極めないことにはなんとも言えないが、出るべくして出た車と言える。

 発表されたのは3年前、当時、車業界はまだまだ好況を博していた。特にアメリカ市場ではホンダ車もまだ元気がよかった。開発から発売までこれだけの時間がかかったわけだが、絶好調のライバル・プリウスを睨んで、低価格化を図ったホンダの意図は、ここに来て、ズバリ的を射たものになる可能性も出てきた。

 トヨタは、プレミアム・ブランド志向のレクサス・チャンネルを満を持してスタートさせたが、車はラインナップしていくのだが、いまひとつ意気が上がらない。もちろんレクサス車は魅力的ではあるが、購入意欲となると、ユーザーの評価は必ずしも芳しくない。

 車は趣味なのか、見栄なのか、実用なのか、まずはこの入口が問題となる。実用として考えた場合、ちょっといびつな存在ではあるが、軽自動車はまずは選択肢の第一歩となる。経済状況が逼迫しているなか、軽自動車は売上台数を伸ばし続けてきた。

 しかし、軽自動車にも問題点がないわけではない。税金や保険が安いという最大限のメリットをよそ目に、こちらも高級化志向。次第に車自体が高価格化してきてしまっている。装備も重層化し、コンパクト・カーとなんら変わらない装備をラインナップ。これだったら、軽のほうがいいじゃん、と思わせるが、もともとのアンバランスなボディサイズに、小さなエンジンで走るので、燃料効率が悪い。ましてや事故に巻き込まれたりすれば、いつも悲惨な目にあいそうなのは、軽自動車だ。
 
 三菱などは、ここにきて50万円台の軽ミニカを大宣伝しているが、この辺こそが軽自動車が生きるべきエリアであって、こうであってこそ存在意義があろうというものだ。近所への買い物や駅までの送り迎えには超便利なアイテムと言える。しかしそれは二台目、三台目としてなら、という限定がつく。一家に一台、といった場合、低価格な軽一台では、なんとも心もとない。もちろん、ステータスも問題となる。

 だから、一家に一台のプリウス、という選択肢はあったのだが、いかんせんプリウスのボディは、日本で動かすには少しだけ大きい。一回り小さくして低価格化してほしいというユーザーからの要望は強いものがある。ところがトヨタは、ハイブリッドはまだまだ儲からないと見ていた。だから、ハイブリッドはイメージ戦略に使い、クラウンやエスティマといった高価格車に付加価値としてプラスするという戦略を取り続けてきた。

 車を趣味や見栄として乗るなら、それも悪くない。そのような乗り方もぜひともしてみたいものだ。しかし、現実には、世界はもう車は飽和状態にあるのではないか。これからまだまだ台数が見込める中国やインドなどのアジア市場はともかくとして、アメリカや欧米や日本では、特に若者層は、自動車に過大な期待を持つ時代は終わっている。アメリカのGMを抜いて、台数で世界のトップに躍り出たのもほんの一瞬、万全のように見えていた巨大トヨタの戦略は、ここにきて、一気に危ういものになりつつある。

 車を道具として割り切った見方で考えることができるとすれば、今度のインサイトは、とても魅力的だ。ボディサイズ、走行性能、安全性能、ステイタス、経済性、話題性など、全方向において、まずは合格ラインぎりぎり越えを果たしているのではないだろうか。あとは半年、一年かけてのユーザー・テストの結果がどうでるか、だろう。

 当ブログでは、「スピリット・オブ・エクスタシー」カテゴリを中心として、車の話題もおっかけてきたが、その中からハイブリッド関連記事を拾ってきてリストを作っておいた。


「自動車革命 クルマもついに変わる!?」

「燃費優先クルマ選び特集」

「ハリウッドスターはなぜプリウスに乗るのか」

「トヨタはどうやってレクサスを創ったのか」

「レクサス トヨタの挑戦」

「『レクサス』完璧主義者たちがつくったプレミアムブランド」

「『レクサス』が一番になった理由(わけ)」

「レクサスのジレンマ」

「トヨタ・レクサス惨敗」

「レクサスとオリーブの木(上)」

「レクサスとオリーブの木(下)」

「間違いだらけのクルマ選び 最終版」







Last updated  2009.02.13 08:21:09
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2009.02.07
カテゴリ:バック・ヤード


「東北石鹸でストライキ」


坊ちゃん石鹸.jpg

 我が家でいつの間にか定番になっている石鹸が、最近話題になっているようだ。我が家においても、自分より女性陣のほうに人気がある。しかも若いほうに。製造方法については詳しくは知らないが、たしかに変なにおいはしないし、洗ったあともつっぱらない。ほんとにやさしい感じがする。なにやら無添加で、原料も植物性で、戦前からと同じ方法で同じ工場で作っているとか聞いたことがあった。

 ところが、その工場で労働争議が起きているようだ。話しを聞いてみると、どちらにも言い分がありそうだが、すくなくとも、工場が移転するだけなのに、労働者が首を切られてしまうのは、ちょっと違うんじゃないか、と思う。支援するブログも探して見ればある。

 100年にいちどの恐慌とか言われて、あたりまえに労働者の切り捨てが行われているが、おいおい、このまま流されていいのかい。マルチチュードについて書いてある本などいくら読んだって、観念的に分かろうとしているだけで、何にもならないんじゃないか、という自責の念が湧いてくる。

 この問題、どのような展開をしていくのだろう。当面、注目だな。







Last updated  2009.02.07 22:50:10
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<1>よりつづく

「吉祥秘密集会成就法清浄瑜伽次第」 <2>
チベット密教実践入門 チベット密教資料翻訳シリーズ
ツォンカパ著 北村太道・ツルティム・ケサン共訳 1995/11 永田文昌堂全集・双書96p

 初めてこの本の存在を知ってから、あれほど熱望したのに、いざ手に取ってみれば、拍子抜けするほどコンパクトな、そしてクリアな感じのする小さな本だった。その解説本が「チベットの『死の修行』」 として出版されているこを知って、ひととおり目を通してみたが、なかなかその内奥を知ることはあたわなかった。

 であるなら、元本はさらに難解であるだろうと、すでに探すことさえ諦めていたあとに、この本が手元にやってきたことを考えると、何であれ、当ブログにおいてはかなり縁の深い象徴的な一冊と言えるだろう。この本について、なにか気の利いたことを書いておきたいのだが、それほど読みこめたわけではない。

 「ブログに挑戦してみよう!」という本になかには、ブログの作り方のコツが書いてある。

☆長続きのコツはテーマをきめないこと
☆のめりこまず、薄口な文章にする
☆独り言を言うつもりで気楽に書く
☆忙しいときには無理に更新しない
☆ブログは毎日必ず更新するようにする
☆楽しいことに目を向けて、楽しくないことは書かない
☆あんまりムキにならずに気楽に取り組む
☆等身大の自分のままで記事を書こう
☆自分のペースで続けよう

 達人たちのアドバイスに従って、あまりテーマを決めこまず、薄口の独り言を、気楽に、ムキにならずに続けていくことにしよう。

 このセンスで、この「吉祥秘密集会成就法清浄瑜伽次第」をもうすこし手元で楽しんでみるの悪くない。ツォンカパはめんどくさそうだ、どうせラマの潅頂を受けなかったら、いくら文献を読んでもしかたない、どうせそのうち飽きてしまう、次の楽しそうなテーマが始まった、などなど、いつでも放り投げてしまうにぴったりな言い訳はいっぱいある。それでもやっぱり、等身大の自分で、マイペースでいこうじゃないか。

 全96ページのうち、本文は62ページまで、それ以後、訳注・索引が78ページまで、それ以降は、チベット文字によるテキストとして図版が掲載されている。忘れていたが、巻頭には曼荼羅や交合仏像など画像が10枚弱ほどついている。

 本論は49章に分かれており、最初のころは、それほど難しくない。修行にあたって、場所を選定し、探求心を起こし、さまざまな障害を減らしていく。そして自らをリードしてくれるマンダラとの一体感を強め、ひとつひとつのシンボルを確認していく。ここまでが大体10章前後あたりまで。この後、30章あたりまで、簡単に言ってしまえば「般若心経」のような世界がつづき、40章あたりまでは、いわゆるチベット密教たるタントリックな世界が現出する。

 それ以降、終章あたりまでは、いわゆる悟りの世界と、悟り以後の世界のことか・・・・。

 目次をざっとみただけでの見込みだが、この経典を起承転結にわけてしまえば、つまりは、チベット密教たるタントラ部分である「転」の部分がもっともキモであろう。哲学的な「承」部分は、おなじ仏教であるかぎり、それほど敬遠しなくてもいいだろう。しかし、あえていうなら、チベット密教であるがゆえに、「起」の部分にもその特徴がある。

 「結」の部分だが、悟りの部分は、どの宗教だろうと、どの聖人であろうと、いきつく世界はみな同じ、という思い込みで行けば、すでに想像し得る世界であるとも言える。しかし、そこはそこ、チベット密教ならではの悟境というものもあるかもしれない。

 つまり、この本の何を読めばいいのか、ということになれば、この「転」の部分であろう。タントラのタントラである部分。ここさえつかめればそれでいいのだ。ところがどっこい、ここは、ラマの指導なしには入り込めない世界と来ている。だから、遠巻きにして背伸びしながら覗いてみては、大体のところを察してみる、ということになろう。

 しかしまぁ、当ブログとて、いままで伊達にチベット文献を読みこんでいたわけではない。この「転」の部分だって、実は他の文献からすでに読み込み済みのゾーンもかなりありそうなのだ。ただ惜しむらくは、それらがバラバラで一貫性と納得性に欠けているところである。

 つまり、すでにこの本の全体を類推することさえすでにできる立場にある当ブログにおいて、この49章のコンパクトな経典の意味するところは、混沌とした知識と情報と体験の記憶、これら全体に、ひとつのシステム的な一貫性をもたせ、トータルな円環性を持たせてくれる、ということではないのだろうか。

 そういうものと期待して、まずはもうすこし、この小さな経典を手元においておくことにする。







Last updated  2009.02.07 13:14:37
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2009.02.06
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<3>よりつづく
「チベット密教の本」<4>死と再生を司る秘密の教え
学習研究社 1994/12  ムック  227p 

 ググってみると、秘密結社なんとか編纂とかいう「シャンバラ関連年表」というものがあるが、これは実は、こちらの「チベット密教の本」の盗作と言っていいのではないだろうか。そう言われたくなかったら、出典を明らかにして、より原文に忠実に引用すべきだろう。



        「シャンバラ関連年表」

       中央アジアに理想郷伝承。

       チベットにシャンバラ伝承。

 987年○ロシア正教会の神父セルギウス、ベロヴォディエを探索に向かい、行方不明となる。

 1043年○セルギウス帰還。

1000年代○「時輪(カーラチャクラ)タントラ」編算。

 1627年○イエズス会ステファン・カセラとジョン・カブラル、中央アジア探訪、「XEMBALA(センバラ)」の情報を得る。

 1775年○パンチェン・ラマ3世、「シャンバラへの道案内書」を著す。

 1871年○ブルワー・リットン「来るべき民族」を著す。

 1875年○ルイ・ジャコリオ、カルカッタで理想郷「アガルタ」の談話採集。

 1860年~1870年代○ブラヴァッキー、チベットの大師(マハトマ)より霊的通信を受け取る。さらに彼女は、理想郷アガルタとシャンバラ、ヴリルを融合させる。

 1885年○サン・ティーヴ・ダルヴェードルのもとに奇妙なアジア人一行が訪れ、アジアの理想郷「アガルティ」の情報を著す。

 1886年○サン・ティーヴ「ヨーロッパにおけるインドの使命」を著す。

 1888年○ブラヴァッキー「秘密教義(シークレット・ドクトリン)」を著す。

 1920年○オッセンドフスキー、アジア旅行。「動物・人・神々(1922年発行)」を著す。


 1925年○ディクホフ「アガルタ」を著す。

1930年代○二コライ・レーリッヒ、中央アジアとヒマラヤを探訪。「シャンバラ」を著す。                   
p99

 この本、すでに15年前の、カラフルでとっつきやすい本だが、どうしてどうしてなかなか内容もそうとうに濃い。制作協力・資料提供の顔ぶれを見ても素晴らしい面々だ。上記の記述もこのようにまとまった一文は他になかなか見つけることができない。チベット密教全体の中で、この「年表」をとらえることがとても大切だと感じる。







Last updated  2009.02.06 22:38:22
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2009.02.03
カテゴリ:バック・ヤード


「シャスタ山で出会ったレムリアの聖者たち」5次元ポータル 5次元文庫
ユージン・E.トーマス /ケイ・ミズモリ 2008/10 徳間書店 文庫 383p
Vol.2 No.525
☆☆☆☆☆

 まったくひどい本もあったものだ。こちらも、例の5次元文庫とやらの一冊だが、一旦購入したかぎりは、686円+税分のいちゃもんだけはつけておきたい。この本60年前に出た原題「The Way of  Master」の翻訳ということになっているが、その本についても、著者とされるユージン・E・スミスとやらについても、情報はなにもない。

 本書は1946年に出版されているから、執筆されたのはそれ以前、おそらく第二次世界大戦中、もしくは大戦直後だろう。著者が外国人なのか、カリフォルニア出身者なのか、アメリカに移民してきた者なのか、まったく詳細は不明だ。「訳者あとがき」p381

 という程度の本を翻訳者はなにを好きこのんで現代日本に紹介しようという気になったのだろうか。

 最後に、本書を日本で出版する機会を与えていただいた徳間書店の石井健資氏をはじめ、編集作業にご協力いただいた方々、そして、本書の著者ユージン・E・スミス氏に、この場を借りてお礼申し上げます。「訳者あとがき」p383

 まったく正体不明な存在に「お礼」をするのも、なんだか薄気味悪いぞ。それほど、ここで感謝するのはなぜなのだろう。それは勝手に解釈・偽造させてもらったからだろうか。「The Way of  Master」という原題を「シャスタ山で出会ったレムリアの聖者たち」と強引にラベル替えするのもどうかと思うが、途中に挟まれている「シャスタ山の伝説」というコラムも、本書とはなんの関係もない別な本の切り刻みである。

 近年、食品偽造が話題になったが、この本は出版偽造という名にふさわしい一冊であろう。外国産を日本産として販売し、日本産を外国産として販売する。いずれも大した違いはなさそうだが、その目的はただひとつ。「売らんがため」だ。そこに真実なんかなくたっていい。品質なんかどうせ消費者にはわかりゃぁしない。ここまでして本を偽造し、売らなくてはならないものなのだろうか。

 食品製造販売においてもコンプライアンス=順法精神が欠かせない今日ではあるが、出版企画販売の場においても、もっと厳しいコンプライアンスが必要なのではないだろうか。 「ジャーナリスト・翻訳家、『ケイ・ミズモリ』の公式ホームページ 」とやらを見ると、品格もなにもあったものではない。

 「制約に縛られない翻訳の分野では、ジャンルを制限することなく、個人的な趣味として関心を抱いている未解明現象をはじめとする、様々なミステリーを気兼ねなく扱っています。そのような分野においては信憑性に欠ける事例や情報も多々見られるのは事実ですが、人類の未来に大きな飛躍を与える可能性を秘めたテーマや切っ掛けが埋もれており、ジャーナリストとして接するテーマに対しても、斬新なアプローチやアイディアをもたらしてくれるため、決して過小評価できない分野でもあると考えています。」 彼の「公式HP」から

 こういう人は「ジャーナリスト」を自称すべきではない。「信憑性に欠ける事例や情報も多々見られる」といいながら、「ジャーナリスト」としてその情報を提供している。もちろん「翻訳家」を自称するのもやめたらどうか。「制約に縛られない翻訳」なんてものはない。もしそんなものがあったとするなら、勝手につくりかえました、というだけのことだ。







Last updated  2009.02.06 00:18:42
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「光シャンバラから誕生する超人類の謎」地球内部5次元基地 5次元文庫
海野光彦 2008/11 徳間書店 文庫 290p
Vol.2 No.524
☆☆☆☆☆

 世にトンデモ本の類に限りはないが、インターネットの時代、まずどのようなトンデモ本でも入手できないものはほとんどない。なにはともあれ何でも目についたものは読んでみようという身構えの当ブログではあるが、時間も能力も限界もある限り、おのずと読み込める範囲は限られてくる。一応は公立図書館の一般開架に並んでいる本なら、なんでもいいだろう、と始まった当ブログの読書マラソンではあるが、過去に何冊か「境界本」というものに出会った。もうこれ以上「あちら側」に行ったら、もう読めないぞ、という本である。

 この本もまた、きわめて「境界本」に近い一冊と言える。近い、というのは境界線の「こちら側」という意味ではなく、すでに境界線を超えて「あちら側」に行っている、という意味である。なんとかテーマやキーワードでこちら側に引っ張ろうとするのだが、もうそれは簡単にはいかない。手をさしのばしても、手を引っ張られて、こちらがぬかるみに落ちて行ってしまう。

 しかしまた、なんでまた、それまで酷評すべき本を読んでいるのか、と自問自答する。最近はあまり図書館には行かないようにしている。ここはすこし大人しくして、過去の書き込みを整理すべき段階だろう。そう思ってはいるのだが、ついつい書店の前を歩いていたりすると、鉄クズが磁石に引き寄せられるように、書店の中に足を踏み入れてしまう。しかも、決まって、「あの」コーナーに。

 そんなコーナーにあって、最近、急に(かどうかはよくわからないが)目につくようになったのが徳間書店の「5次元文庫」シリーズ。わかったようなわからないような、実に下世話なタイトルの本が多い。その中でも、この「光シャンバラから誕生する超人類の謎」は、比較的発行が新しいものだ。読んでみようと思っても、公立図書館にも大学にもこの本はない。ない理由は二つ。一つは新しすぎる、こと。そして、二つ目には、その内容が「逸脱」していること。どこがどう逸脱しているのか、とにかく読んでみなくてはわかるまい。

 ということで、大枚590円+税を払って書店から購入してきた。だから、ここで文句を言うとしても、当ブログには590円+税分くらいの権利はあるはずだ(笑)。当ブログ基準でこの本を考えるとすると、いくつかの問題点が浮かび上がる。

 まず、著者である海野光彦という人物。「昭和31年岩手県花巻市に生まれる。大学卒業後、高校英語教師を経て、フリーライター及び翻訳業に従事。」とある。時代背景から考えれば、私とそう遠い環境でもなさそうだ。しかし「フリーライター及び翻訳業に従事」してきた割には、年齢的に考えて、その著書・翻訳は少なすぎる。複数のペンネームを使い分けている可能性もあるし、名前の出ない下翻訳のような仕事を中心にしてきた可能性もあるが、いずれにせよ、この人物のプロフィールがわからなすぎる。

 科学的な読み物なら、誰がどう考えようと、第三者が検証可能な領域にそのテーマが存在しているはずだ。ジャーナリズムなら、そのニュースソースや客観的データが存在するべきだし、また類推可能であるべきだ。しかし、この本は科学的読み物でもないし、ジャーナリズムに属する本でもない。また、小説やミステリーのようや芸術の分野でもなさそうだ。つまりインスピレーションやオカルト本の類のようではあるが、結局はオリジナリティのない、巻末の「引用・参考文献」を中心とした引用、切り張りの寄せ集めにすぎない。

 ガラクタを寄せ集めて、ガラガラポンして、さらにわけのわからない超ガラクタ本を一冊作ってみました、ということに過ぎない。いや、元本は必ずしもガラクタとは言い難いかもしれない。だが、仮に元本が宝ものだったとしても、それらに傷さえつけてガラクタにしてしまっている。

 最後に本書の出版に当たり、的確なアドバイスを下さった徳間書店の石井健資氏及び溝口立太氏に深く御礼申し上げます。 「あとがき」p290

 ということだが、例えば「プロジェクト・マネジメント」の視点から考えれば、徳間書店においては、この本が完成し、一定程度の部数が売れればそれでいい、という考え方かもしれない。つまり、半年くらいの間に3000部でも売れればそれでいい、というくらいの考え方なのではないだろうか、と推測してしまう。しかし、この本が扱っているテーマはそんなお手軽なものではない。もうすこしプロジェクトのテーマ自体を練り直す必要がある。

 マネジメントは「物事を正しく行うこと」であり、リーダーシップは「正しいことを行なうこと」であります。「リーダーシップとマネジメントの違い」「プロジェクトマネジメント教科書」p12

 この本においては、2012年とか、地球内部とか、いくつかの時間や空間を限定した言葉の言いきりが多用されている。そして、さまざまな引用文がごちゃまぜになってはいるが、その根拠や原典が示されていない。もっとも低劣な本の作り方であろうと思われる。この本を読んでも何も得られることもなく、むしろ時間も590円+税も失ってしまう可能性がある、ということを身にしみて感じた一冊。当ブログの推奨しない本のトップにあげておきたい。







Last updated  2009.02.03 09:32:18
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2009.02.02
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<1>よりつづく 

*.nda.ac.jp    防衛大学校      図書館
 
*.akita-u.ac.jp    秋田大学   図書館

*.iwate-u.ac.jp   岩手大学    図書館

*.tohoku.ac.jp     東北大学   図書館

*.mgu.ac.jp  宮城学院女子大学   図書館

*.niigata-u.ac.jp  新潟大学   図書館

*.shobi-u.ac.jp      尚美学園大学   OPC

*.tsukuba.ac.jp   筑波大学    図書館

*.utsunomiya-u.ac.jp   宇都宮大学   図書館

*.u-gakugei.ac.jp     東京学芸大学    図書館 

*.toyaku.ac.jp      東京薬科大学      図書館

*.titech.ac.jp  東京工業大学   図書館

*.nihon-u.ac.jp   日本大学   図書館

*.shizuoka.ac.jp     静岡大学    図書館

*.iuhw.ac.jp  国際医療福祉大学  公開講座

*.nagoya-wu.ac.jp   名古屋女子大学   OPC

*.usp.ac.jp     滋賀県立大学   図書館

*.nara-edu.ac.jp   奈良教育大学   図書館

*.kyoto-u.ac.jp   京都大学   図書館

*.osaka-u.ac.jp   大阪大学  図書館

*.sonoda-u.ac.jp   園田学園女子大学   図書館

*.kobe-u.ac.jp  神戸大学   図書館

*.kobe-c.ac.jp   神戸女学院大学    図書館

*.u-hyogo.ac.jp    兵庫県立大学     図書館 

*.okayama-u.ac.jp  岡山大学   図書館

*.tokushima-u.ac.jp    徳島大学    図書館

*.okinawa-u.ac.jp    沖縄大学     図書館

*.minpaku.ac.jp     国立民族学博物館   図書室

***.univ-paris-diderot.fr フランス・パリ第7大学 図書館

***.oregonstate.edu  米国オレゴン州立大学  図書館

***.washington.edu  米国ワシントン大学   図書館

 

<3>へつづく







Last updated  2009.02.23 14:52:26
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2009.02.01
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ツォンカパ7.jpg 





「吉祥秘密集会成就法清浄瑜伽次第」
チベット密教実践入門 チベット密教資料翻訳シリーズ 
ツォンカパ著 北村太道・ツルティム・ケサン共訳 1995/11 永田文昌堂全集・双書96p
Vol.2 No.523★★★★★




 

 

 ツルティム・ケサン /正木晃の「チベット密教」以来、いつかはこの書をめくってみたいと思っていた。ところが、公立図書館も大学も出版元も尋ねては見たが、読むことができなかった。ネット上に中古品を見つけることができたが、かなりの高額に跳ね上がっている。

 チベット本の読書がすすむにつれて、 「チベットの『死の修行』」 はこの本の解説本であることが判明した。解説本とはいえ、かなり手ごわい本だ。解説本を読んだことで、もう元本の追跡はほぼ諦めてしまった。ところが、リクエストはしておくものだ。このたび、500キロほど離れた図書館から、待望の「吉祥秘密集会成就法清浄瑜伽次第」本体が転送されてきたのだった。こまかいことは次回に譲るとして、ツォンカパのリストを下記に書きだしておく。

 

ツォンカパ関連本リスト

「チベットの『死の修行』」

「チベット密教 新装版 シリーズ密教2」 

「大乗仏典 中国・日本篇〈15〉ツォンカパ」

「ツォンカパ中観哲学の研究」

「アーラヤ識とマナ識の研究 クンシ・カンテル」

「ゲルク派開祖ツォンカパの大著『真言密教の研究』」

「聖ツォンカパ伝」

「ツォンカパの中観思想」

「ツォンカパ チベットの密教ヨーガ」

「悟りへの階梯」

<2>につづく







Last updated  2009.02.07 13:16:44
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大学から当ブログへのアクセス

 個人的に細々と運営されている当ブログではあるが、かすかに残された痕跡から推測すると、さまざまな角度からアクセスがあるようだ。今回は、この何日かの間に履歴のあったドメイン名「ac.jp」を中心にメモを残しておく。気づいた時にチェックした分だけなので、順不同で、しかも完全版ではない。漏れたところは後日追加していくことにする。ついでだから、各大学の図書館を拝見。

*.u-tokyo.ac.jp  
東京大学    図書館

*.dendai.ac.jp  東京電機大学    図書館

*.jichi.ac.jp  自治医科大学    図書館

*.keio.ac.jp  慶應義塾大学    図書館

*.sophia.ac.jp   上智大学    図書館

*.icu.ac.jp      国際基督教大学      図書館

*.meiji.ac.jp  明治大学    図書館

*.ritsumei.ac.jp  立命館大学    図書館

*.toyo.ac.jp  東洋大学    図書館

*.dokkyo.ac.jp  獨協大学    図書館

*.toin.ac.jp  桐蔭学園横浜大学    図書館

*.otani.ac.jp  大谷大学    図書館

*.shibaura-it.ac.jp  芝浦工業大学    図書館 

*.cuc.ac.jp  千葉商科大学    図書館

*.hokudai.ac.jp   北海道大学     図書館

*.hokkyodai.ac.jp  北海道教育大学    図書館
  

*.ibaraki.ac.jp  
茨城大学    図書館

*.niigata-u.ac.jp  新潟大学    図書館

*.aitech.ac.jp     愛知工業大学      図書館

*.kobe-u.ac.jp    神戸大学     図書館

*.hiroshima-u.ac.jp  広島大学    図書館

*.hju.ac.jp  広島女学院大学    図書館

*.kochi-u.ac.jp  
高知大学    図書館

*.yamaguchi-u.ac.jp  山口大学     
図書館

*.fukuoka-u.ac.jp    福岡大学      図書館

*.kyusan-u.ac.jp  九州産業大学    図書館

*.bukkyo-u.ac.jp  佛教大学    図書館

<2>へつづく







Last updated  2009.02.03 10:36:26
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テーマ:私のPC生活(6705)
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PM教科書.jpg

「システム開発現場のプロジェクトマネジメント教科書」 -情報処理技術者試験 プロジェクトマネージャ 試験範囲全網羅テキスト
佐藤 創  テレコムリサーチ 2008/02 単行本 p351
Vol.2 No.521 ★★★☆☆

 もう借りる気はなかったのだが、家族の運転手として図書館にいったのが間違いだった。窓口に、講演のパンフレットなどに混じって、「自由にお持ち帰りください」のメモ書きが。シリーズ本や複数蔵書があって余った本が、何冊も並んでいた。この本はそこから頂いてきた一冊。

●プロジェクトマネジメントの定義
 プロジェクトマネジメントとは、プロジェクトのゴールを達成するために、人と変化をマネジメントすることである。
 p2

 当グログはコンピュータシステム開発が主テーマではないが、オープンソース思想をスピリチュアルなテーマに活用できないか、という思いから、プロジェクトマネジメントにも関心を持ってきたが、今回の著作権問題で、瞑想法などについても考え直してみようと思っていたところだった。

●プロジェクトの定義
 プロジェクトとは、独自の製品、サービス、所産を創造するために実施される有期性の活動である。 
p3

 なにげなく使っている言葉ではあるが、プロジェクトとは、「創造」であり「有期性」であること、を再認識した。そこで、これまでの当ブログの営みをプロジェクトマネジメントという視点からとらえなおしてみることにした。

●成功したと思われるプロジェクト

1)ブログ立ち上げプロジェクト
  思考錯誤の末、今の形ならなんとか継続できるところまできた。
2)「ウェブ進化論」ペシミステッィク読み込みプロジェクト
  とにかくここがブレークスルー・ポイントだった。
3)21カテゴリの達成プロジェクト
  「有期性」に気がついたので、とにかく21で一区切りする予定。
4)正木晃リスト完読プロジェクト
  チベット密教の全体像と、図書館利用について理解が進んだ。
5)力道山ビートルズ白洲夫妻、等、読み込みプロジェクト
  ほとんどどんなテーマでも追っかけることがでできることを確認。
6)バチカン本読み込みプロジェクト
  当ブログの本質、方向性がほのかに見えてきた。
7)タイトル決定プロジェクト
  右往左往の上、日本語タイトル「地球人スピリット・ジャーナル」、英語表記「Journal of Spiritual Earth」に決定した(模様)。

 この項で結局重要だったのは、1)、4)、7)あたりか。


●成功しなかったと思われるプロジェクト

1)「究極の錬金術」読み込みプロジェクト
  これは失敗。具体的な目的、期限、テーマの選択が不鮮明だった。
2)クリシュナムルティ読み込みプロジェクト
  プロジェクト自体に対する魅力を見出すまでいたらなかった。
3)ツォンカパ読み込みプロジェクト
  こちらの能力不足。利用価値が確認できない。時期が悪いなど。
4)フィンドホーン読み込みプロジェクト
  テーマが当ブログと乖離している。対象への関心を維持できない。
5)エサレン本の読み込みプロジェクト
  テーマが広すぎる。タイミングが悪い。
6)BBS「Web2.0とネットワーク民主主義」プロジェクト
  せっかくの双方向性がまったく活用できなかった。
7)アフェリエイト活用プロジェクト
  二年半で7000ポイント程度、これじゃなぁ・・・・・。

 ここでの大いなる反省点は6)、7)が筆頭か。


●どちらとも言えないようなプロジェクト

1)[OSHOmmp/gnu/agarta0.0.2] プロジェクトのゆくえ  
  [osho@spiritual.earth] を経て、目指すべきはOSHO2.0か・・・
2)オムマニパドメフム・マントラ・プロジェクト
  いつかは108に達するだろうが、だから、それはいったい何?
3)玉川信明リスト読み込みプロジェクト
  読み込みだけでなく、そこから何か「創造」することが目的だろう・・
4)「私が愛した本」読み込みプロジェクト
  日本語文献以外もあり、また、このリストには瞑想が伴う必要あり
5)OSHOロールスロイス探検プロジェクト
  在り処を探すだけではなく、入手することだって可能だろうに
6)フリーページの活用プロジェクト
  楽天ブログの機能を活用しきれていない
7)図書館利用プロジェクトの不徹底
  たとえば音楽CDや映画などのAVなどを活用しきれていない

 ここで課題として残っているのは1)、6)、7)あたりか


 これらの振り返りを認識したうえで、あらためて冒頭の言葉をかみしめてみる。

●プロジェクトマネジメントの定義
 プロジェクトマネジメントとは、プロジェクトのゴールを達成するために、人と変化をマネジメントすることである。
 p2

●プロジェクトの定義
 プロジェクトとは、独自の製品、サービス、所産を創造するために実施される有期性の活動である。 
p3







Last updated  2009.02.01 12:34:58
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