上司の言葉使いは重要
※※ ちょっとした言葉でむくむく湧き上がるやる気の自家発電 ※※ 現場に入って最初に感じることは、人間関係の基本である“会話”がおざなりになっていること。 同じフロアにいても、連絡はメールという企業も多く、ここが大きな問題です。「メールで会話をしたつもりになっているのですが、情報の伝達や報告はできても、血の通ったコミュニケーションはできません。一対一で会話をする。そこで表情や仕草から、相手の真意を組みとることで、人間関係は成立するのです」やる気を引き出すには、 上司や同僚との関係が重要になりますが、白潟さんがとくに問題にするのは上司の言葉。 仕事がデキる上司ほど部下が育たないのは、あらゆる面で口出しをしてしまうから。 そして「なんで」を連発して、自分のやり方を押し付けてしまう。 「なんで」は、モチベーションを低下させる悪魔の言葉であり、禁句なのです。 「できる上司になるためには、『なるほど理解』、『思わず失敗』、『かならず反省』の3つ。 なるほどと理解できても、思わず失敗しちゃいます。でも、かならず反省することで少しずつ成長できます」 白潟敏郎 トーマツイノベーション株式会社 専務取締役コンサルティング本部長 300以上のコンサルティング実績 著書「上司のすごいしかけ」ビジネス月刊誌「BIGtomorrow」から