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カテゴリ:人事について語ろう
IBMビジネスコンサルティングサービスによる「世界の大企業トップ(CEO)の戦略的課題と関心事」の調査によれば、企業トップの戦略的課題、ビジョン、関心事は「売上成長に注目」「変化する環境への対応能力を重要視」「人材への投資・育成に脚光」という3点にまとめられるとのことです。世界の大企業トップと比較すると日本の経営トップについて顕著なのは、
・中国など新規市場の台頭など「マクロ経済」を脅威として強く捉えている ・「コスト削減」に強い関心 ・業務改革の必要性には強い関心を持っているが、そのままITの効果の大きさを認識することには結びついていない ・変革への取組姿勢が世界に比して悠長である(大半が中期的視点<3-5年>)。グループ最適化への着手にも躊躇が見られ、人材への投資よりもコスト削減に関心がある点が世界の経営トップと考え方の大きな差となっている 世界では社員価値の創造に注力し始めているのに日本ではまだまだコスト削減を優先し人材への投資まで頭が回っていないのではないかと素直に思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.05.10 10:14:28
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