|
カテゴリ:IT
アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」が始まり地球滅亡まであと365日 (4月6日時点で)のようですがそれよりももっと深刻な問題 がこのリアルな現実があります。 パソコンのOS(基本ソフト)「ウィンドウズXP」のサポート終了まで 1年を切った。発売から12年目だが、日本企業の4割が いまだ使っている。サポート終了後は新たなウイルスなど セキュリティー上の問題が起きる可能性もある。 日本マイクロソフト(MS)は9日、新しいOSへの乗り換えを呼びかけた。 日本MSの樋口泰行社長は9日開いた記者会見で 「(XPは)構造上脆弱でセキュリティー対策も難しい。 新世代のOSに移行してほしい。全社を挙げて周知や 移行支援に取り組む」と述べた。 2001年に発売されたXPは、日本時間14年4月9日 にサポートを停止する。サポート期間中は新た に発見されたプログラムの欠陥やウイルスなどの脅威に 対し、その都度、修正プログラムなどを提供する。 終了後はそれをしないため、ウイルスへの感染や 不正アクセスのリスクが大幅に高まるという 問題はXPの浸透度だ。XPから次世代の「ビスタ」 発売まで6年かかったうえ、ビスタの評価も低く XPを使い続けているケースは多い。 調査会社のIDCジャパンによると12年11月時点で 国内の約3500万台の法人向けパソコンのうち40%が いまだにXPだ。特に中小企業や教育現場でXP比率が高い。 個人向けも28%が残り、法人と個人合わせる と2600万台弱のパソコンでXPが使われているとみられる。 業界ではサポート終了で「特需」が生まれるとの見方もある。 あるパソコン大手は「(特需は)今後1年程度で900万台」という。 日本MSは9日から中小企業向けの相談窓口を設置、 最新OSを最大15%割り引くキャンペーンを始めた。 日本MSは販売が伸びていない最新OS「8」へ移行 を進めたい考えだが、「高価な8搭載パソコンより、 安価で安定した(一世代前の)『7』を選ぶ企業が多い」 (国内パソコン大手)という見方もある。 顧客の間では継続利用するケースも多そうだ。 横浜市の金属加工メーカーでは約15台のパソコンのうち 12台がXP。経営者は「特に不具合がないのでこのまま 使うだろう」と話す。 XPでしか動作しないCAD(コンピューターによる設計) ソフトなどもあり、全てを切り替えるにはコストがかかるためだ。 サポート終了を機に「保有する全てのパソコンを新しい ウィンドウズに更新せず、業務の内容によっては 米アップルのiPadなどのタブレット(多機能携帯端末) に変更する」(同)という。サポート打ち切りはウィンドウズ離れ を招く可能性があり、MSにとってもろ刃の剣となりかねない。 日本経済新聞より引用しました。 筆者もフルXPなので戦々恐々としてます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.04.10 16:00:14
コメント(0) | コメントを書く
[IT] カテゴリの最新記事
|
|