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Jun 14, 2004
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初日の実走時間は9時間30分。14名もの大所帯を常に先導していたのは、マップリーダーのChrisである。事前に頭にたたき込んでいたとはいえ、主要道路を避けながらの500kmにわたるルート選択、地図を見ながらのライディングには本当に頭が下がる。

彼の凄い所は、ほぼ正確な読みでもあった。絶妙に配置されたサポートカーとのランデブーポイント、到着時刻、そして事前に知らされていた走行距離も、ほぼ正確であった。

これだけの長距離にもかかわらず、アクシデントは少なかった。初日、17mile地点の下りで起きたPhilの落車位だった。彼自身は擦り傷程度で大事には至らなかったが、ウィールの調整が必要になり、1日の大半を車の中で過ごした。いくつもの穴の開いたショーツからのぞいている腿の傷が痛そうだね、と声をかけると
「見た目程じゃないんだよ。痛いのは皮膚の外かな」と指差したのはAssosのショーツ。下ろしたてだったらしい。

自転車乗りの恐れる「P」(走行会中は禁句)は一度もなく、日頃の皆の行ないの良さを感じさせた。

そして、どんよりとしたスタートだったが、この2日間雨に降られなかったというのも、特筆すべき事である。(悲しい事実...。)
青空が広がった2日目等は、美しい風景をより美しく見せ、足取りも軽く、寒さに体力を奪われる事なく、額に刻印された日焼けの跡を笑う余裕さえあったのだ。

ゴール地点のGreat Yarmouthに着いた途端、海岸添いの駐車場で、自転車をそっと横たえ、12名の健康男子達がいきなり着替え始めた光景は、目に焼き付いて離れない。

こんな時、目のやり場に困るのは私の方なのである。
が、世の殿方が婦女子の着替えを目の前にした時に、おそらく感じるであろう、ちょっとトクしたような、そんな心境でもあった。


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最終更新日  Jan 25, 2006 01:57:55 AM
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