テーマ:自転車(13124)
カテゴリ:自転車に乗って♪
結局、日本勢は2つのブロンズを持ち帰った。慣れない土地(や気候)、余裕の無いスケジュールでのレース調整もままならない状態でのこの結果は素晴らしいと思う。
しかし、マスターズに参加した全てのライダーに、私は心からの称賛を送りたい。この1週間、全てのライダーはヒーロー、ヒロインだったのだから。 Derek、私の友人の一人である彼は、私の労いの言葉にメダルに絡めなかったとこぼしていたが、いつもの彼らしくない(と言ってはかなり失礼なのだが)アグレッシヴな素晴らしい走りを見せてくれた。 Raymond、初日にブロンズを獲ってからは、惜しい所でその数を増やす事はできなかったが、いつもの彼らしくない大きな笑顔が印象的だった。 Eve、シルバー2つにブロンズ1つを獲った彼女にはまだ会っていないが、昨年から地道にトレーニングを重ねていたのを知っている。きっと彼女らしくなく、「ゴールドが欲しかったのに」と言うのだろう。 どの国かはわからなかったが、ヴェロドロームの駐車場の芝に、テントを張って参加していたライダー達。マスターズの週は、急に気温が下がり、激しい雨と風、決してテント生活に優しい状態では無かった。そんな中でのスポーツイヴェント参加。その情熱には大きく学ぶものがあった。 ライダーの発送時間が近ずいてくると、係員が各ブースに知らせに来ていたのだが、この係員の彼は、日本人ライダーを日本語で「~さん」と呼んでいた。こんな些細な心使いに、じーんときてしまう私であった。 みんな、また来年会おうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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