天気は思わしくナイ。
それでもやっておくべきコトは済ませておかないと、というわけで、免許の更新に行ってきました。

自転車で、です（笑）。

私はもともと、クルマも自動２輪（４００cc！）も乗っていたのですが、クルマやオートバイで慣れている道を自転車で、となると、そりゃーもう勝手が違っていて・・・。

迷いました（涙）。

国道を走っていて、どこをどうすれば迷うのかは知りませんが（わかっていれば、迷いませんよ、ねぇ）不安になって交番で道を尋ねるコトにしました。優しく「あー行き過ぎちゃったねぇ、けっこう戻らないといけないねぇ」と道を教えてくれたおまわりさん。

しかし突然！

「これあなたの自転車？カギ無いねぇ。カギ持ってる？」
私の借りている自転車には、本体にカギが無く、ワイヤーロックを使っていたのですが、フェイントをかけられて、小心者のワタシは硬直、緊張、挙動不審。

「ああああありますとも、もちろん、ホラこのバックパックの中に、ケーブルロックです、ホラ、あの黄色いヤツ」

「けーぶるろっくぅ？」

「そうですケーブルロック、ホラこーゆー長いワイヤーで、ロックはキーでなんでですケド、ホラ鍵はポケットの中に」←しどろもどろ。怪しい。

「そう、ちょっと調べさせてね（肩の無線を取って、交信を始める）」

「あああ、この自転車は借りもので・・・」ますます怪しい。

この辺りで、私は自分が濡れぎぬを着せられた罪人になった気がしていました。

ともかく、深呼吸して落ち着きを取り戻した私は、自転車の持ち主の住所と名前、電話番号が書かれたカードをひらりと取り出して見せ、落ち着いた声で免許の更新に行く事、２週間のホリディで来週にはマンチェスターに帰る事、などを伝え、何事も無く放免となったのでした。