アンチエイジング
アンチエイジング 最近よく聞くことばですね。巷ではアンチエイジング=若く見せることというニュアンスで使われていますが実際はどういう意味でしょう。日本語で書くと抗加齢になります。人間は遺伝的には何歳まで生きれるのでしょう。最近では150歳から200歳くらいといわれています。日本の平均年齢が80歳くらいでしたっけ?と、すると我々は大分はやく死んでいることになります。アンチエイジングとは老化を遅らせることによりこの遺伝的寿命に少しでも近づこうという考えなのです。 老化とは、最近大分わかってきました。体内に活性酸素というものがありこれが老化に深くかかわっているということです。つまり、細胞が酸化しそれが老化であるということです。酸化とは、例えば、リンゴを半分に切って放置しますと切断面が茶色くなりますよね。これが酸化です。つまりこういう現象が体内の細胞レベルで起こっているのが老化ということです。もう少し詳しく言うと、SOD酵素(活性酸素を取り除く酵素)が働くと初期の活性酸素(スーパーオキシド、SO)は除去されるかわりに、今度は過酸化水素(H2O2)が発生します。この過酸化水素は弱い活性酸素なのですが、寿命が非常に長く、しかもそれがまた変化して強い活性酸素ヒドロキシルラジカルになります。しかしこのヒドロキシルラジカルの元となる過酸化水素を除去する酵素も我々は持っています。その酵素がカタラーゼやグルタチオンペルオキシターゼです。このように人間の体はこの活性酸素をうまくコントロールできるようなシステムになっています。しかし、SODという酵素は、40歳を過ぎると急激に減少してきます。これは成人病年齢と比例しており、SODが少なくなることと密接な関係があることを示しています。実際最近の研究では例えば高脂血症がいくらあってもこれらが酸化されなければ動脈硬化は起きないことも判ってきました。成人病の原因の1つも活性酸素というわけですね。こういうことが判ってきてから一挙に抗酸化サプリメントや化粧品に抗酸化物質の入ったものが人気をだしだしました。抗酸化物質有名なものだとビタミンA,E、C、コエンザイムQ10、などなどありますがこれらを単品摂取していても意味はありません。バランスが大事ですコエンザイムQ10は脂溶性ですからビタミンEが必要であり参加されたビタミンCを戻すのにビタミンCが必要であり、、、、、という風に連鎖しています。脂溶性のビタミンは過剰摂取はだめですし、例えばビタミンCやコエンザイムQ10だけ飲む方とか多いですがあまり有効的な内服の仕方とはいえないでしょう。どこのサプリメントがよいとかは避けますが、間違いが少ない方法として、マルチビタミンというのがありますね。各メーカーがこれらのバランスを考えて基本となるセットですね。これを基本に飲み、さらに足りない分を単品で補うという方法が良いと思います。例えば、マルチビタミン+コエンザイムQ10などなど みなさんもこれらを理解し有効なアンチエイジングをおこないましょう!最後に協力お願いします クリック!!