実はわたし・・・
「子育てセミナー」というのには、過去に何度か足を運んだことが
あったのですが、話の内容がたいてい
教科書どおりの正論をならべただけの机上の空論のような
お話にしかご縁がなく、そういう名のセミナーから足が遠のいていました。

でも・・・このところ
毎日、毎日、自分の生活や仕事に追われ、
日々ものすごい勢いで成長していくわが子を目の前に
私は何をしてあげられているのだろう・・・
いつもいつも自分のことで精一杯になってしまうし
なんでもがんばって、踏ん張って、走り回って・・・
気がつくと、ただの「痛い人」になっていました。

そんな私を一番身近に接している２歳の息子が、
「ねえ、もう寝よう！」とか
忘れ物をした私に、玄関先で
「ここで待っていてあげるからね」
とか声をかけてくれるんですよ。

親と子の立場、逆転しています・・・
あちゃ～

先日、胎内記憶とう講演会のお話のなかで
「子どもは親を選んで生まれてきたのだよ。
親にメッセージを伝えにきたのだよ」
というのがありましたが
ほんとにそのとおりだな～というのを実感しています。

今回の子育てセミナーは
あおいキッズスクールの田村園長先生
の講演ということで待ってましたとばかり参加しました！

園長先生には公私共にお世話になっているのですが・・・
これほどの清濁併せ呑んだ経験をしている人はいない！
のではないかしら・・・？

一言、一言がすべて愛と実感のこもる言葉で、
かっこつけているところなんかまったくなくって・・・
「あーこれこれ。私忘れていた～」というような
言葉のシャワーをアタマから浴びたようなお話の数々でした。

だれだって、失敗したくないから
誰かが敷いたレールに乗りたくなるのよね。
でもね、失敗は成功の母という言葉どおり
失敗があるから、成功するためにはどうしたらいいのかを真剣に
考えるのだし・・・
嫌なことを体験するから、いい面が見えてくるわけだし・・・

もともとものすごぉーく不器用なわたし・・・
過去を振り返ると、そりゃ～数え切れないぼどの失敗の数々・・・
かっこよくすんなりできたためしがない！
（こんなの自慢にならないけど・・・）
不器用なくせに人の敷いたレールに乗るのは嫌で
いばらの道を切り開いていくタイプなので、
いつも泣いたり笑ったりせわしないというか・・・
そばで見ている夫は、また始まったな!というまなざしで
みていてくれている・・・
それに、いまやおさない息子も
「かーちゃん無理スンナよ！」って感じ。

最近私にかけていたのは「笑い」でした。
せっかく「お笑いの文化の大阪」にいるのだから
笑いを忘れてどーする？
なにはともあれ、ユーモアを忘れないでいこうと思います！！