夫の転勤が決まると、たいていの家族は
一気に環境の変化を共にする。

こんな不意なできことを
たいていは
「しょうがないよね～」とか
「諦めが肝心」とか
そんな言葉でお茶を濁されおしまい！！

転勤族の妻になる前のわたしは
転勤していく家族を見送る際
本当にそんな感じで他人事だった。
おまけに、あんな大変なこと
ヤダヤダ一切ごめんだよぉ～
なんて思っていた。
本当に、いい印象は一つもなかったし・・・

だから、自分の身の上に転勤話が持ち上がった日には
おろおろ、たじたじ、何も手につかない・・・
自分自身でつくりあげる不安の数々・・・
そうやって、あまりにも多くの不安を抱えるあまり
それがいつしか恐怖に変わってしまって、
まるで、世界中の不幸を全て背負ったような
表情で、じたばたしまくり
やっくんにじたばったするなよ！って
直接言ってもらったとしても、（そんなことありえねぇ～）
きっとエスカレートするばかりだったでしょう・・・
それはもう
大騒ぎでした。

そりゃ～長年おなじ土地に住めば
人脈は増えるし、
車で走る道だって、
電車の路線図だって
そこそこ、自分の頭の中に入っているし
そんなのの、一つ一つが無意識のうちに
アイデンティティーを構築させているんだな。

見知らぬ土地へ住む事になったとたん
自己の存在意識や社会的に課せられた役割が
失われた状態のようなアイデンティティークライシスの
状態に陥ってしまう・・・
簡単に言うと、安心して居られる居場所が
なくなってしまう感じ・・・

そんな喪失感をたっぷり抱えた状態で
いいことに目を向けようという
気持ちの切り替えなんかすぐにできるわけがない。
そんな中、わたしは

目標を見失わないように新月のアファメーションをせっせとしてみたり


毎週筋トレ週報を読んで
自分を客観視し、いろんな気づきを得たり

思いつく限りの良いと思われることに
取り組んでみたけど

負のスパイラルからなかなか抜け出せなかった・・・

私の場合、一人では無理でした！！

で、どうしたかというと
自分の得意分野を生かして
教室を開いて仲間を作ろう！と
決意したのです。
人脈も何もな～い状態で出来ることと言ったら
とにかく、勇気を振り絞って
保育園や、産婦人科に飛び込み営業！！！
そして、地図を片手にチラシのポスティング・・・
たった1人での活動なんて、たかが知れているけど
誰か一人でもいいから私の活動に賛同してくれたら・・・と
そんな気持ちでした。

第一回の教室終了後
来てくれた参加者の皆さんに
「わたし、友達いないんです！
友達になってください！！」と
とんねるずの「ねるとん紅鯨団」（古すぎてごめん）の
告白タイムさながらの
マジな発言！！
その場に居合わせたばっかりに
気の毒に思ってくれて
いちばんに「友達になってあげる！」
と手を上げてくれた
あおいキッズスクールの園長の和美先生には
公私共にお世話になりっぱなしです・・・

振り返ればたった1年ちょっと過ごした大阪で
今では、わたしの後を引き継いでくれた
神田マタニティークリニックの付帯施設である
マタニティーサロンLit du lisでの澤先生のクラスは
毎回満員御礼の盛況な状況らしいし・・・
あおいキッズスクールでは、
産前・産後のボールエクササイズ＆セルフケアクラス
（通称：ボールクラブ）も
ナイスバディーの和美先生中心に
わたしのクラスの卒業生達がが揃って
毎週開催し、今では新しいメンバーも加わり
いい盛り上がりを見せている・・・

1週間、大阪凱旋と称して
自分が過ごした地に再度訪れてみて
自分が残してきた足跡が残っていたことを
うれしく思った。

そう・・・
どんな経験も宝なのだ！！
無駄なことは何もないんだよ
良いことも悪いことも含めてすべてね。

また行くからじっくりシェアリングしよう！！