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カテゴリ:家族
お前ら何が楽しくてこんな山ん中にわざわざ来るんだ?
と相変わらずの憎まれ口をききながら 私達の来訪を楽しみにして、 めいっぱい、山菜取りに付き合ってくれる秋田の父である。 山菜・・・いくつか、写真でご紹介します。 春のアザミの葉っぱは 山菜のアクを採るのに最適な銅鍋でさっと湯がいて 味噌汁の具にしたり、おひたしにしたりして食べます。 沢のちょっと足を滑らせたら危ない!ようなところに 白い可憐な花を咲かせている花わさび! もちろん、この根っこはすりおろしてフツーのわさび としてつかいますが、茎、葉っぱ、花の部分も 実はかなりツンとくるわさびの辛さがあって絶品! ちょっぴり、命がけ?で採りに行ってきました~! 生のまま、刻んだ花わさびに熱湯をまわしがけして 秋田のご家庭ではたいてい愛用されている万能ダレの 「味道楽」に浸すと出来上がり! このあたりでは、稲庭うどんといっしょに食べるのが一般的なかんじ。 蕎麦にも合うし、あったかご飯にも合うし、お茶漬けにもいい・・・ 他の収穫物の写真を撮り忘れたけど、 根曲り竹という、熊笹の根元から出てくる細いたけのこや フライにするとおいしい「こごみ」とか 野球のバッドの木として知られている白木の芽の「こしあぶら」とか 関東でもよく知られている、とげとげの木の芽「たらの芽」とか よく知らないと雑草のように見える「あいこ」とか いろいろ採れた! 草ばっかり食べていたら動物性のものが食べたくなって その辺のスーパーでプロセスチーズ買ってきて スモークチーズを作ってもらったり スモーク鮎を食べたり・・・ 3歳の息子は足が真っ黒になるまで遊びまくり 山の中の単線を走る「新幹線あきたこまち」をみては 喜んでいた・・・ のんきな田舎生活満喫! 北国の春はちょっと遅いのだけど、 やっぱり温暖化の影響を受けているのか 角館の桜は、 GWのちょうど1週間前に散ってしまったらしい・・・ しかし、標高600mの田沢湖界隈は、 ちょうど咲き始めと言う感じで ちょっぴり愛でることができた。 秋田の父さん、いちおう小説家で地元では「へんへ(先生)」 と呼ばれているが 小説はさっぱりいいのが書けずにいるらしい・・・ 昔書いたルパン三世の脚本が海外で注目されたらしく そんなののあぶく銭?で食っているらしい・・・ 誰にも邪魔されずに書きたいときにこもるという 駒ケ岳8合目あたりの山荘に 私ら家族は3日くらいお世話になった。 空気がおいしくって、なんだかすっきり気持ちよかった~ 鶴の湯乳頭温泉という有名な旅館の真下にあるので ロッジの温泉もいいお湯が終始流れていて 温泉三昧の毎日!! 少しづつ北上して行ったので、景色の変化が初夏から新春になって行くので 季節がリバースしていく感じ・・・ 新聞も、TVもほとんど見なかったから 世の中のことから遠ざかっていたら 結構、あーでもない!こーでもない!と考えすぎて なんとなくごちゃごちゃしていたあたまが スッキリした感じになった。 で、1週間ぶりに帰宅しTVをつけて最初に入ってきた ニュースが「清志郎の訃報」 ショック・・・ 熱狂的なファンではなかったけど 青春時代も今も、 いつも彼の熱いメッセージを受け取っていたから・・・ 真っ当に生きる「生きざま」に惚れていた感じかな。 どんなときも、どんなことがあっても optimist(楽天家)でいたい!と 思ったGW最終日だった・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年05月09日 22時58分32秒
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