2018/04/01(日)20:04
「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす
私が本著を読んでいる最中に、
「林先生が驚く初耳学!」で、本著のことが取り上げられていました。
林先生は、本著の内容に甚く共感されたご様子。
まぁ、確かに「そうだなぁ」と思える箇所は、随所に見られたのです。
弁当や食事は、必要以上に「手づくり」こだわる必要はないと思うし、
朝ごはんは、温かくなくても、パンでもシリアルでもOK。
経済的に許すのなら、家事の外注もありだと思うし、
掃除も毎日しなくてもいいし、大掃除も年末にする必要はないでしょう。
タイトルにあるように「家事のしすぎ」が、
日本を滅ぼすかどうかはともかく、精神的にはよろしくない。
そして、それを負担するのが女性ばかりになっているなら、
それは大いに改善すべきです。
でも、本著を読んでいると、何だかとっても嫌な気分になってきます。
日本の男性が家事をしないのは、日本の男性の怠慢故なの?
海外の文化・価値観は、日本の文化・価値観よりも、どんな場合も優れているの?
そんなことを言ってるつもりは、筆者にもさらさらないのでしょうが……
私は、「第1部 完璧主義亡国論」よりも
『第2部「片付けすぎ」が家族を壊す』の方が、
普通に読み進めることが出来ました。
著者は、こういったテーマを扱うべき方のように感じました。