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カテゴリ:ドラッグ
先日、キング・オブ・ポップのマイケル・ジャクソンの訃報が世界中を駆け巡りました。
ロンドンコンサートを目前にしての、突然死でした。 彼がどのような痛みに苦しんでいたのかは分かりませんが、彼は数年前に自分が痛み止め薬の依存症であることを公表しました。 いつ頃からかは不明ですが「デメロール」という痛み止めを注射器で注入していたようです。 この薬は強力な効き目を持ち、習慣性をもあるため、使用するのに細心の注意が必要であり、医者によっては使用するのを止めている場合もあります。 通常は錠剤のものを摂取しますが、注射の方が効き目が早く出ます。 また、モルヒネはコントロール薬物のため頻繁に注射することはできませんが、デメロールはそこまで規制されていないのかも知れません。 そのため今回も、彼の担当医が使用し続けていたのかも・・・。 ちなみにモルヒネの場合は、病院の薬キャビネットに鍵がかけてあり、医者でも勝手に使用することができません。 例えば体どこかを怪我した場合、その痛み止めとしてデメロールを使用するとします。 すると、怪我の痛みだけではなく偏頭痛などもなくなるので、患者は怪我が治った後もこの薬を手放したくなくなります。 デメロールはとても高価な薬ですが、依存症あるいは中毒になってしまった場合、闇で買ったり、デメロールより安価なコカインに走ったりする人も出てきます。 また、こういう薬を常用し続けるとウツの症状も出てきますし、体内の臓器や器官が肥大したりもします。 そして心臓の機能がじわじわと低下していき、血管にも影響が出てきます。 ましてやアルコールの摂取もあれば、坂道を転げるように体内にガタがきます。 これからしばらく、マイケル・ジャクソンがらみのニュースが騒がしいでしょうが、デメロール注射というインフォメーションが、私を振り向かせました。 このクラスの芸能人になると、医者もなかなかノーが言えなくなります。 泣きつかれれば、患者が望む処方もするし、注射もします。 たとえ医者であっても、一般人並みに有名人には弱いのです。 コカインのような違法ドラッグだけではなく、このような処方箋ドラッグですら危険性をたくさん含んでいるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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