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テーマ:ちょっと気になること(67)
カテゴリ:シニアの心と身体
この二回ほど 99歳のおじいちゃんの話を書きました。 そのとき 少しだけ 痴呆症の症状がでていることを書きました。 家族の誰かがそうなると 家族は 引っ張り回されてしまいます。 徘徊する,垂れ流し、食欲の増加、記憶障害 などなどいろいろ でてきます。 この99歳のおじいちゃんの場合も 妻と娘にひどく嫌がられて いる生活を送っていることもあって 外に出たい願望が強く あります。
別のおじいちゃんは 亡くなったときが96歳でした。 亡くなる前は 痴呆症があり、 いくらでも食べられるといいますか 食欲が旺盛すぎることと 徘徊することが奥様の頭痛の種でした。 それも 何年も続いていて 彼女は疲労困憊だったようです。 わたしの知人は このご夫婦の知人の知人でした。 その知人に 頼まれたようです。 「 おじいちゃんのおもりを手伝ってほしい。 奥さんがかわいそう。」 と要するに ジジシッターです。 そして行ってあげました。 まあまあ その時の 奥さんの態度に驚き あきれたそうです。 わたしの知人は 何時間かいっしょにいたらしいですが この 奥様が 休みなく このおじいちゃんを怒鳴りまくっていたそうです。 何時間かけて食事をしているのか。 まだ食べたいのか。 きれいに食べろ、などなど。 もう考える事もできなくなってしまっているおじいちゃんを 延々とどなり散らしていたようです。 好意でシッターさんをしに行ったのですが この状況に遭遇して しまいました。 わからないといっても おじいちゃんは 怒鳴られて 叱られると しょんぼりするんだそうです。 もちろん しょんぼりが 長続きするということではありませんが。 知人は 二度と行かない、と言っていました。 奥様の思いやりが なさすぎるし ずっと怒りまくっていたらしくて いたたまれなか ったそうです。
ただ 痴呆症の家族をみるのは それくらい疲れ果てるのは事実 なのです。 ゆっくりお茶の時間などは期待できないし 夜も また徘徊するかもしれないので ちゃんとした睡眠が取りにくい のです。 奥様にしても 決して若くはないので 肉体的にも 精神的にも 大変な疲れ方ですから あたり散らします。 もうこうなると 世間体も何もありません。 歯がゆくて 怒り狂う わけです。 何一つ 自分の思う通りにはならないのですからね。
こういう場合 どうすればいいのでしょうか ?という質問も ありますが どうすればいいのでしょうかね、と わたしだって 思います。 薬があるわけでもありません。 家族のためのベストの解決法は やはりそういうひとたちを預かって くれる施設に頼むことでしょうか ? これも単純なことではありません。 費用がかかる事に加え 世間体を考えるひとたちもいます。 親の面倒をみようとしないこども。。。。。 とは思われたくないこどもたちもいます。 費用は 誰がいくら負担するのか,などなど。
みんなが健康で 一生を終えることができるのいいのですが。。。。。
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