心のケア　ニコニコクラブへの入門

きのうは　医者のことを書きました。

マイケル　ジャクソンには　お抱え専属医者がいました。

不眠で苦しんでいた彼は　医者に不法な投薬をさせていたようでした。

お抱えになると　雇い主の言うことを聞かないと　解雇につながりますので

どうしても　言うなりになってしまいます。

マイケルの家族は　この医者を訴訟中です。　全面的勝訴にはならないこと

でしょうが　法的にしてはいけないことをしていた医者が無実になることは

むずかしいでしょうね。

有名人対象のビジネスで思いだしましたが　最近では　トレーナーが

いましたね。　芸能人が所有するジムのトレーナーだったようですが

出版した本が当たり　独立。そして間もなく　そのジムは閉鎖。

このひとのやりかたが　そうだったようです。　自分が直接指導していたのは

芸能人。一般客は　別のスタッフだったようですね。

ご存知のように　芸能人には　売れている時もあれば　沈んでいるときも

あるわけです。　高い月謝を　ずっと払えるひとたちは限られていますので

ビジネスのやりかたとしては　かなりリスキーです。

体のトレーニング方法とビジネスは関係ありません。

末長いビジネスをしたいのであれば　一時的にいいお金につながるような

やりかたは　おすすめできません。

わたしが住むロサンゼルスには　小東京　つまり　リトルトーキョー

最近では　 Jタウンと呼ばれることもあります。　ここには　お土産屋

レストラン、日系スーパー，銀行、医者のクリニックなどが

あります。　ここは　昔は　日本人／日系人の中心地だったことも

ありましたが　現在では　ここの商人たちの半数以上は　日系ではありません。

まだ残ってビジネスをしているいるところは　現地に住むひとたちとの

ビジネスを大事にしてきたところです。

日本からの観光客を相手にしていたところは　全部つぶれてしまって

います。

わたしの知り合い 

は　そこで長い間ビジネスをしています。　彼女が　『　野茂がドジャーズ

にいたころのビジネスはすごかったですよ。　蔵がたつわ、と思っていたわよ。

野茂グッズが売れるは、売れるは　商品が間に合わないくらいに売れたもの。

一般観光客、現地人 客、日本からの買い付けのひとたちが 

ものすごいお金を落としていっていたのよ。　ところが　野茂がいなくなったら

ビジネス　ドスンよ。蔵は建たなかったわ。』 

ロサンゼルス周辺には　日本食レストラントはたくさんありましたが

この数年　かなりなくなってしまいました。

不景気の影響で　日本の企業の職員たちとその家族。つまり転勤族の

絶対数がガタリと減ったり、日本からの大手企業のカリフォルニア州

撤退　（　税金が高いといわれています。）のためにお金が

落ちなくなり　つぶれるわけです。

でも　現地のひとたちが多く行くレストランはしっかり生き残って

いるのです。

そこにいるひとたち、つまり　身近なところにいる人たちを相手に

していると　消えてしまうようなことはないわけです。

もちろん景気の良し悪しで　収入には違いがでてくることも

ありますが　夜逃げしてしまうような自体にはなりません。 

勘違いは　身の破滅につながることが　実に多いのです。